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芸術の秋?

読書の秋?

別に秋に限らなくても、想像力を働かせれば、いいだけなんでしょうけど(^^)

想像力って聞いて、どんなことを思い出しますか?

自由な発想力?

豊かな発想力?

豊富なイメージ?

子供は想像力が豊かだ、なんてよく言いますよね。

子供の絵は、大きさも色使いも、いわゆる「常識」に捕らわれてしまっている私たちから見たら、不自然だったりありえなかったりします。

でも、それはとても自由で、柔らかで、のびのびしています。

一方、ある決まった考えや、固定概念から脱せない人のことを石頭と言ったりしますね。

そうそう、某予備校のコピー、「四角いアタマを丸くする」や「柔らかアタマ」というのを見ても、ある決まった考えから抜け出せない、考えの硬化した状態は、想像力の乏しい状態と言えそうです。

四角い ⇔ 丸い

固い  ⇔ 柔らかい

というようなイメージと対比があるとすると、想像力がある、とは、丸かったり柔らかかったり、柔軟でフレキシブルな状態なんですね。

つまり、固定概念に捕らわれずに、自由に考えられる状態のことを、想像力が豊かであると言えるでしょう。

ところで、人と接するとき、あなたはどんな状態でいることが多いですか?

人は、ついつい自分の地図と照らし合わせて相手を見てしまいがちです。

地図とは、つまり自分の価値観や考え方のことです。

見慣れた自分の地図と違う地図(理解できない考え方)を見せられると、「何それ?」「そんなのおかしいよ」って、自動的にこんな風に思ってしまったりするんですね。

逆に、そっくりの地図(同じような考え方)を持っている相手に対しては、「あ、同じの持ってるんだね!」「私もそれ持ってるんだよ♪」と、すぐ親しみを持つことができます。

さて、ここで想像力のことを思い出してみてください。

子供の絵は突拍子もないものだったりしましたよね。

でも、「自由でいいなぁ~」 なんて思って見ることができます。

芸術家の作品は、常識の範囲を超えたゲイジュツだったりしますよね。

でも、「よくわかんないけど、そういうのもあるんだな・・・・・・」なんて思えますよね。

それが、目の前のクライアントさんだったらどうでしょう?

毎日顔を合わせる部下だっとしたら?

お子さんの同級生のママだったら?

自分と同じような考え方、価値観を持っているだろうと思っている相手に対して違和感を覚えると、人は抵抗を示します。

つまり、実は勝手に「同じ考え方をしているだろう」と思ってしまっているだけなのですが、同僚や顧客など、同じフィールドにいると思っている相手が自分と違う考え方、価値観をしていると知ると、「は?」「なんでそんな風に思うわけ?」などと思ってしまいがちなんです。

子供や芸術家に対して抵抗が起きないのは、「自分とは違う」と最初から思っているからなんですね。

ここで大切になってくるのが「想像力」なんです。

この人の考え方は自分と違うみたいだ、と気付いたとしましょう。

そうしたら、想像力の出番です。

どの辺からそういう発想になるんだろう?

どうやったらその考え方が生まれてくるんだろう?

そんな考え方もあるのか・・・・・・

ちょっと目先を変えて、そんな風に思うことができたとしたら、自分が不愉快にならずに済むだけでなく、相手にも優しくできます。

そして、思いもかけないアイディアが生まれて、新しい企画さえ考え付くかもしれません。

自由で豊かな考え方でいられたとしたら、毎日が新鮮でいい気分で過ごせそうじゃありませんか?

ヤワラカアタマ、目指しませんか?

そうそう、アニメ「ワールドトリガー」の 2ndシーズンの7話の中で、こんな会話がありました!

「世の中は、数年、数十年単位で大きく変わっていくってこと。

親の言う通りにやったとしても、自分が大人になる頃には全然通用しないかもしれない。

そうなった時に慌てないように、自分の勉強もしてるの。

将来、親の言うことが外れた時に、親のせいにしなくて済むように。」(染井華)

たまにはじっくり腰を落ち着けて、何かをしてみることも大事ですね(^^)

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