【日常茶飯事】もらってドッキリ!開けるのにワクワク♪
「くしゃっ、って笑うあなたがまぶしくてアップルパイのケースさみどり」
(野口あや子『くびすじの欠片』より)
人間が生きるということは、毎日何かに感動し、感激してゆくことだと思います。
感動、感激にかねはかかりません。
一生悟れなくてもいいから、感動いっぱい、感激いっぱいのいのちを生きたいですね。
人間が生きる上で大事なのは、日々、何を感じられるかなのかもしれません。
「やわらかな日差しのなかでにょにょにょにょと寝起きみたいなソフトクリーム」
(野口あや子『くびすじの欠片』より)
少なくとも、幸せになるためには、幸せを感じて暮らせるようになることが肝心です。
大きな感動や感激は少ないでしょうが、小さな感動や、感激などの心を動かすことはけっこうあるのではないでしょうか。
小さな幸せでも、幸せを感じる能力がある人は、確かな幸せを感じることができるのだと感じます。
「───、そして気がつけば君は子犬を抱き上げている」
(森本平『空を忘れず』より)
心理学者のフロイトは、
「人間の価値判断は無条件に、幸福の願望に導かれている」
と、快感原則・幸福原則を唱えました。
「ひとの手にいだかれている心地してそっと指先触れるマフラー」
(森本平『空を忘れず』より)
また、幸福感は、心身の健康にいいそうです。(人間はそうできている)
人間は、元来、幸せを感じるために生きている、と言えるのかもしれません。
「ポケットにおさめたる掌(て)のあたたかさ身にさやさやとやさしきは秋」
(森本平『空を忘れず』より)
人生の目的は、人それぞれでいいのですが、誰もがもてる目的として
「満足感を得るため」
や
「幸せを感じるため」
があると思います。
“悟り”を得ることよりも、日々、満足感や、幸せを感じて暮らせるようになることのほうが、着実な幸せへの道なのではないかと思います。
「夜深きを目覚むれば戸にふるる音世間はきっと雨なのだろう」
(森本平『空を忘れず』より)
プレゼントは幸せのハーモニー♪
「ひからびしサンドイッチをかじる朝 口内炎に突き刺さるパン」
(森本平『空を忘れず』より)
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