見出し画像

1行もコードを書かない67歳のAIプログラマー: 思いもよらなかった人生


私は、2年前まで無職年金暮らしの65歳の爺さんでした。
しかし、今はAIコンサルタントとして、マネジメントとAIシステム構築のコンサルタントをしております。

現在、noteの記事をお読みいただいた某ガン研究所、大手テーマパーク、広報コンサル企業から、AIを使ったマネジメントシステムのお仕事をいただき、まさに「想像していなかった未来」を生きています。

私の経歴は海外営業部長で、ITの経験は一切ありません。
ではなぜ彼らはこんな老人にAIの仕事を任せているのか?

それは一言でいうと、私の「マネジメントの知識と知見」と、「コミュニケーション力」を買っていただいているからです。

このコミュニケーション力とは、他人の意見をよく聞き、人間関係を円滑にすることではありません。

私の言うコミュニケーション力とは、人やAIと交わりながら自分の考えを言語化し、体系化しコンテンツにする力です。

今回は、「マネジメントの知識と知見」「コミュニケーション力」「AIスキル」で、どうやってこの道を切り開いたかについてお話します。

1.ビジネスモデルの変化に気づいていない人達

今ではPythonやJavaScript、HTMLは、AIに自然言語で指示を出せば自動でコードを書いてくれる時代になりました。

だから、実際にコードを書かなくても、AIとうまくやりとりすることでプログラムを作り上げられるようになりました。

AIにうまくコードを書かせるには4つのコツがあります。

1)全体像(プロセス)とやりたいことを具体的にわかりやすく伝える。
2)大事なことを分からせるために、失敗させる。
3)何度やっても上手くいかない時は、ゼロリセットでやり直させる。

この3つのコツをうまく使い分けながら、少しずつ完成度を上げていき、何度も試しては失敗し、指示の仕方を磨いてきました。

例えば、全体像や、やりたいことを具体的に伝えたつもりでも、アウトプットが微妙に違うことを繰り返した場合、勇気をもって全体像を全部作り直して最初からやり直すことです。

勘の良い方なら、ピンときたと思います。
そうなんです! これってメンバーを育成指導するときと全く同じことなんです。

つまり、求められるスキルは、人もAIも、成果を上げるためにはコミュニケーションを活かしたマネジメント力が必要だということです

2.AI時代の成功への道筋

私が「1行もコードを書かないAIプログラマー」になれた理由は、言語化と体系化と、AIに指示を出す力とコミュニケーション能力ですが、こうなるにはあるキッカケがありました。

ある日、YouTubeでCursorというエディターを知りました。
Cursorは、画面上でAIに指示をだすと、私の求めることを理解して、それに応じたコードを作り、間違っていれば修正してくれます。

つまり、私は1行もコードを書かなくてもよいということです。

このとき私が感じたことは、たった3つです。

「コンピュータ言語なんて知らなくてもプログラムできるじゃん」

「プロンプト(自然言語)をPythonに組み込めば、人が理解できるシステムが構築できるじゃん」

「マネジメントの知識と知見は持ってるから、これをプログラムに入れれば面白いものができそう」

この3つを着想した瞬間、やってみようと思って実践しただけです。

CursorIを使い続ける中で、Pythonなどのコードを「読む」力もついてきましたが、それはおまけみたいなものです。

本当に大事なのは、実践を続けたことが、67歳の私をAIプログラマーとして成長させてくれたと思っています。

3.少子高齢化でも、生産性は上がります。


AIのおかげで、誰でも成功をつかむめる時代になりました。

しかし、成功のために求められているのは、自分の考えの言語化と、AIを活用して言語を体系化する力(コンテンツ化)です。

私が67歳でAIコンサルタントとして活動できているのは、これをやっているからです。

日本では高齢化や少子化といった課題が多く語られていますが、年齢に関係なく、その人の得意分野(趣味でも遊びでもOK)でAIを活用することで、社会全体の生産性を高めることができると信じています。

皆さんも自分の考えを言語化&体系化してAIとコミュニケーションを取りながらコンテンツを作り、社会に貢献してみませんか?

それができれば、日本の未来もまだまだ明るいと信じています。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集