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【読書感想】ライティングの哲学

どうも地方公務員のばたやんです!
今回は、書き物をする際に参考になればと思い、読んでいる「ライティングの哲学」から得た気づきと感想を書いていきます。

🔷ライティングの哲学

〇概要
2021/7/23星海社新書から発売

書くのが苦しい4人と一緒に「書けない」悩みを哲学しよう!
「書き出しが決まらない」「キーボードに向き合う気力さえ湧いてこない」「何を書いてもダメな文章な気がする」……何かを書きたいと思いつめるがゆえの深刻な悩みが、あなたにもあるのではないでしょうか? 本書は「書く」ことを一生の仕事としながらも、しかしあなたと同じく「書けない」悩みを抱えた4人が、新たな執筆術を模索する軌跡を記録しています。どうすれば楽に書けるか、どうしたら最後まで書き終えられるか、具体的な執筆方法から書くことの本質までを縦横無尽に探求し、時に励まし合い、4人は「書けない病」を克服する手がかりを見つけ出します。さあ、あなたも書けない苦しみを4人と哲学し、分かち合い、新たなライティングの地平へと一緒に駆け出していきましょう!

本書は4人の筆者の座談会の様子を文字に起こした内容となっており、座談会イベントを視聴している感じで読み進めることができます。
座談会フェーズが終わると、著者4人が座談会を経て書き方の変化を約8000字でまとめた「執筆実践フェーズ」となります。ここでは4人の”ライティングの哲学”について深く学ぶことができます。
構成が普段読んでいるビジネス本とは違っていて読み進めるのが楽しく感じました。

〇著者

千葉雅也

山内朋樹

読書猿

瀬下翔太

🔷本書を読もうと思った経緯

ご周知のとおり私は2021年は毎週一回note記事を投稿するという目標を掲げnoteを書いているところです、しかしながら毎週すらすら書けているかというとそんなことはなく、土日にネタを考えて即日投稿ということも多々ありました。
そんな体験から、もっとスムーズに文章を書くためのヒントを求めて検索したところ、いろいろなライティング本がヒットしたのですが、表紙があらゐけいいち先生の本書がまず目に留まり購入しました。

🔷本書から得た気づき

本書を読んでとてもたくさんの気づきを得たのですが、みなさんに共有したい気づき2つをまとめてみました。

〇アウトライナーの活用

アウトライナーとは

アウトラインプロセッサ(outline processor)といい、コンピュータで文書のアウトライン構造(全体の構造)を定めてから、細部を編集していくために用いられる文書作成ソフトウェア。英語ではoutlinerという呼称が一般的。

私も本書を読むまでアウトライナーというものを知りませんでした、アウトライナーを知れたことだけでも価値なのですが、それをプロの物書きの人たちはどのように活用して文章を作っているのかを知ることができました。

〇「書かないで書く」

千葉さんが本書で語っている、「書かないで書く」という考え方が斬新でした。
この「書かないで書く」というのは、つまりは”規範的な仕方で書かない”ということであり、文章を書くときに身構えてしまう事を打破するための考え方で、文章とはこうでなければならないという規範を外して雑な書き方であっても書いてしまえばいいとすることです。
私は、この考え方に出会って、まず書いてみようという気持ちになるためのハードルが下がったように感じました。

noteで執筆活動されている方、公務員で文章を書くということに苦心されている方にとてもお勧めできる一冊となっております。

この記事の内容が誰かの力や気づきになれれば幸いです。

それでは、地方公務員のばたやんでした。

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