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英国で家族のように接してくれていたみんなを有名にしていなかったのは僕だった
英国留学中、約2年間在籍していた世界一の金管バンド(Brass Band)のコーリーバンド
VISAの関係で英国に滞在できる期間が終わり僕はそのバンドを退団した。
その後に母国での活動が始まるのだけれども、なんだか僕は世界一のバンドにいたんだ!コーリーにいたんだ!とはあまり声高に言いたくなかった。
それはコーリーバンドの素晴らしい奏者たちは僕よりもとんでもなく上手だし、コンテストで勝てたのも彼らのおかげであったと思っていたし(今でもそう思うしね)、そんな素敵で家族のようにいつも接してくれていた彼らを使って、売って活動をするようですごく抵抗があった。
でも最近思ったことがあった、それは
それでも僕はあのバンドにいたし、数年という短い期間であったけど僕は僕でベストを尽くしあのバンドやメンバーを愛し世界ランキングの保持に努めた。それは何人とか関係なくあのバンドが好きで人たちが好きでその”誇り”をかけて戦ってきた。そして、ソリストたちや主席たちが自信を持って吹けるには彼らを支える我々がいなくてはいけないのだ
そんな風に思えた時、これまで帰国後7年間バンドにいた事実をあまり言わなかった=バンドを母国で知ってもらう機会を失っていたんだなと思った。(酔っ払った時にしか言ってなかったと思う)
なので今Japan United Brass Projectという
・小、中学生
・日本のアマチュアの金管バンドや金管楽器の奏者
・金管バンドに携わる職業音楽家
・Cory Bandやウェールズで出会った音楽家
これら4者を一同に元気にする企画を思いついた。
今ロックダウン中のイギリスで活動の機会をなくしたバンドの支援もできるし、日本のバンドの皆さんへの世界一のバンドとの共演もそう、そして音楽の機会を失っているであろう小・中学生への音楽の提供支援もできる。さらに金管バンドに携わるプロ奏者たちへの支援もそうである。
なのでプロフィールでもなんでもイギリスでの経験をたくさん書くようにしたし、自己肯定感をあげ自信を持って自分の功績を語れるようにした。だって何1つ嘘はないからね。
というわけで僕が勝手に失っていた自信によって大好きなバンドを有名にできていなかったなという話でした。
Japan United Brass Projectよろしくお願いします!
ご読了ありがとうございました!
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