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足掻かない、頑張らない、考えない。ただ感じる。

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

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テンションがあがらない

1年に1度ほど、どうしたってテンションがあがらず、不安が競り上がり、やる気もなく、どうにかこうにか日々の継続だけは行えるという期間がきます。

今がその時です。

普段絶好調に生きているということもあり、毎度こんな自分に驚くのですが(年中行事なのだから覚えればいいものを)、自分自身のコントロールほど難しいものはないということで毎年やられています。

こういう時期に1番しんどいのが、僕の大得意で愛する創造性が湧いてこないということなのです。そして、微かに湧いたとしてもそれを具現化する元気がないという状況です。これがやはりしんどい。

また何が難しいって、こういう時期というのは予兆がなく、自分に音もなく忍び寄り気づいたらハマっているのです。

足掻かない、頑張らない、考えない。ただ感じる

音もなく忍び寄り、気づいたらハマっていることなのでなかなか予防はできないのですが、一点張れる予防線はあります。

それが普段から抱え込みすぎないということです。

この無気力的な状態は、さまざまなことを頑張りすぎたり、抱え込みすぎたが故に起きます。

なぜなら身体がSOSを出し、これ以上このままの状態でいくと心身を壊すと判断してくれたからこういう心理状態になっているからです。

この原因を探るのは知っていれば簡単で、今起きている症状の反対のことをしすぎたためです。

僕の症状は現在無気力、創造性の欠如です。

つまり、気力を溢れさせ、クリエイティブに活動をしすぎた、もしくはそれらが必要なことをしようと抱え込みすぎたということです。

簡単に書くと、頑張りすぎたです。

思い当たる節がありまくります。

また思い返せば、今夏も灼熱だったわけです。普段行っている筋トレはできていましたが、散歩や大好きなサイクリングなど外遊びはほぼほぼできていませんでした。そんな中音楽家ゆえに室内での創造性が必要な仕事ばかりしていたらキャパオーバーになるに決まっています。

こうならない様にするために8月に2週間のオフを取ったのですが、足りなかったのか、質が良くなかったのか、何かしらが欠如していたためかうまくいきませんでした。

たまには全然何にもできない時期があっても良いのではないか

ですが、先日37歳の誕生日を迎えた今、ようやく思えることがあります。

それが、一年の中に、もしくは長くも短い人生の中に「思い通りにいかない」「何にもできない」時期があっても良いのではないかと思うのです。

なぜならできないんだから笑

河野は知っています。ここで無理をするから鬱などのメンタル疾患が起きるのです。

許す

できない自分を許し、認め、内観してあげる必要があります。

正直、今この最中にいる僕ですので、このnoteも内観をしながら書いています。

恐らく小さい頃から頑張れ!お前ならできる!と応援してもらってきた癖で、何かあっても足掻きたくなるし、頑張りたくなりますし、考えて考えてどうにかしたくなります。

でも、押してダメなら引いてみろという言葉の通り、押せ押せでは良くなることもよくならなくなってしまうことだってあるわけです。

開き直りだ!と言いたくなる自分の心の中の誰かの声もありますが、その誰かはもういませんし、開き直って何が悪いのかと思うわけです。

チェス盤をひっくり返す

不安はいつだって起きます。まして、今こういう無気力状態の時は特に先々への不安が発生しまくります。

音楽家としてこの先どうするのか、いつまでも続く様な職業なのか、将来は、老後はとか悩み始めたらキリがないわけです。

ですが、どうしたって無気力で創造性なんかわかないわけで、そんな状態の自分自身で考えを募らせたところで出てくるのは視野の狭い自分から出てくる不安しかありません。

でも、ここでチェス盤をひっくり返すかの様に考えを反転させます。

この時期の意味とは何か

先述した通り、①今無気力で創造性が湧かない状態です。これは頑張りすぎたり物事を背負い混みすぎたがために起きていると判断しているわけです。

そして、②無気力、創造性の欠如だとすればこれらは先、つまり未来のことに関して今は動きたくないという身体の防衛本能なわけです。

だとしたら①の頑張りすぎた、背負い込み過ぎたのはその時その瞬間、その時期に「今すでに持っていたり、与えられているモノゴトにもっと真摯に向き合うべきだった」ということになります。

これがわかんなくなっていたがために、①と②が起きたわけです。

なので、今することは

今すでに持っているもの、頂いているものへの感謝

ということです。

(していないわけではなかったのですが)これが足りていないがばかりに結果的に無気力、創造力の欠如が起きたわけです。どんな言い訳もありません、全ては結果です。

正直ここまでくるのに1週間ほどかかっていますが、結果こういうことだと思うのです。

なので、ようやくここまでこられたのでさらに自分自身を内観し、今いただいているものをもっと認知し、ありがたく感じていきたいと思います。

お読みくださりありがとうございました!

Thank you

Kazz


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