チャンスが手からこぼれ落ちていく瞬間の話
こんにちは。ムラカミリョウです。
2024年8月24日に「彼女の撮り方が上手くなる講座」を実施します。
と、昨日から募集を開始した所なんと・・
1日経たずして満員御礼となりました!!
(参加してくれる人お楽しみに!!!!)
いやー、反応然りとても面白かったし興味がある所なんだろうなあと思ってました。パワポ作成に勤しむとします。
そんなパワポ作成をしていた昨日の深夜の話。
昨日夜に大雨が降っていてテレビをつけたところ、ニュースが流れいてました。あの時いっつも気になるのが「近隣にお住まいの皆様はくれぐれもご注意ください。」という言葉です。
まてまてまて。「注意してください」って何だよ、と。
情報を届けるのであればどんな注意をしたらいいのかを教えてくれよ、
と思っちゃうんです。
心配してる風でありきたりな慣用句で片付けてしまう、
だから受け手側がなんの解決策も得られないまま動けない、
みたいなことってニュースだけじゃなくってビジネスシーンでもあるなあと思うんです。
上司から「そういえば◎◎ってやっといた?大丈夫?」なんかもそうです。
「大丈夫」に含まれる意味合いは個人によって違います。
・資料を作成するのが「大丈夫」なのか
・人数分用意して印刷しておくのが「大丈夫」なのか
・プレゼン原稿を2000回くらい読み直して、噛まない準備ができてるのが「大丈夫なのか」
抽象度の高い言葉ほど相手との認識をきちんとすり合わせることに神経を注いだほうが良い。コミュニケーションエラーは言葉の解像度がまばらな時に起きている気がします。
#政治家の答弁で「総合的に」を頭につけると誤魔化しているらしい
スミマセン。前段が長くなってしまいました。
今日の本題です◎
皆さんに聞きたいんですが、チャンスが目の前を通り過ぎたなあって経験ありますか?僕、「あ、今確実に通り過ぎちゃったなあ」と思ったことがあるんです。
僕が小学生の時でした。当時ソフトボールをしていたんですが、その時の監督が中西さんというオッサンでした。オッサンというよりオジイさん。
今でもめちゃ鮮明に覚えてるんですが、顔は彫り深い、60歳くらいの男性でな、線が細くて背は160cmくらい。
試合前と試合終わりにマルボロのタバコを吸っていたのが印象的でした。
60歳くらいのおじいさんにも関わらず、ノックはめちゃくちゃうまいし、とにかく怒号が凄い。小学生相手にも容赦なしです。
「おらーーー!!しっかりせえーーーー!!」
「なんで今の場面でバントできんのなら!!!」
広島弁も相まっておっかないおじいちゃんだなあと思ってました。
ちなみにこの時、選抜には選ばれていたんですが、僕は補欠でした。
地元の僕より数段上手い子達が集まってチームを組んでいたのでレギュラー争いに破れてしまったんです。
そんな中である日の試合です。
僕はその日もベンチスタートでした。
(7回裏くらいだったかな?)ノーアウト一・二塁のチャンスの場面がやってきました。
しかしその日はいつもレギュラー出場していた4番バッターの同級生の子が調子がすこぶる悪く3打数連続三振。
その時、中西監督はスッとベンチに座っている僕の方を振り返って「代打、いくか?」と言ってきたんです。
けど正直その時の僕は「行かせてください!」といえず数秒沈黙が続いてしまいました。心の声はこれです。
「4番の代打で打てる自信ねえええええ!!!」
数秒沈黙の僕を見てその後、監督は「わかった。ほんならええわ」といってその調子の悪い選手をそのまま起用したんですね。
小学生だったんですが、この瞬間の記憶は結構鮮明に覚えていて「あ。僕今チャンスを逃したんだ」という感覚がチクチクと刺さってくるのがわかりました。
そのとき、僕の頭をよぎったのは3点です。
・この起用に応えられなかったらどうしよう
・三振でもしたら恥ずかしい
・他の選手のほうがいいんじゃないか?
これが結構正直なところでした。
でも、監督が「わかった。ほんならええわ」といった瞬間に猛烈な後悔の念に苛まれたんです。
試合終わり、冷静に考えてみると、
・この起用に応えられなかったらどうしよう→やってみないと分からない
・三振でもしたら恥ずかしい→やってみないと分からない
・他の選手のほうがいいんじゃないか?→ベンチいる意味w
そうなんです。やってみないとわからないことに悩んでも仕方がないのに、
やってみないとわからないことを考えて判断が止まったんです。
もう一回いいます。
「やってみないとわからないことに悩んでも仕方がないのに、
やってみないとわからないことを考えて判断が止まったんです。」
将来の成功していない自分に向き合うのが怖くて即答で4番バッターの代打を引き受けることが出来なかった。
この原体験があって目の前のチャンスに飛びつく必然性が身についたのかもしれません。
つまり、何も持たない僕にとって何もしないことがリスクだということに気づいたんです。
真面目な話、これは社会に出たらめちゃくちゃ起こり得ることで
「こんな大きな役割・役職、今の自分に出来るかな」と思うこともたくさんあると思います。
その場合、僕のオススメは「一回やってみて、成功するように周りを頼る」
です。
大きい挑戦をするには他人の力は必要です。
途方も無い挑戦に成功するためには、逆算して何が必要なのか。
その武器は多分、自分の中にはほとんど無くて周囲の出来る人物(それをやったことのある人物)に頼るのが一番。
そんなことを学んだ小学生のムラカミ少年のお話でした。
本日は以上でーす!
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