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ビブリオバトルと盆土産について
ビブリオバトルを通じて生徒たちの読書習慣を育てる取り組みや、CDを使った読み聞かせの効果について振り返ります。授業の内容や生徒たちの反応を見直し、今後の課題について考えるきっかけとなりました。
**目次**
1. ビブリオバトルの振り返り 00:06
2. CDでの読み聞かせ 03:08
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**ビブリオバトルの振り返り**
今日は、2024年9月1日から6日までの授業を振り返ってみたいと思います。
夏休みが明けて2週目に突入し、今週はビブリオバトルを行いました。学校司書の協力のおかげで、4クラスすべての班でチャンプ本を選び、そこからクラスチャンプ本を決定することができました。生徒たちは楽しく取り組んでいましたが、残った課題として、本を全部読んでこない生徒がいたことや、質問のレベルを上げる必要があることが挙げられます。特に、質問をする生徒が限られており、もう少し活発な雰囲気にしたいと思いました。
また、1クラスは雰囲気が良かったものの、盛り上がりすぎて本の内容を深めるまでには至りませんでした。ただ、二学期の目標として「話すこと」や「声で思いを伝えること」は達成できたのではないかと思います。
生徒たちが書いた振り返りの中には、「もっとしっかり本を読んでビブリオバトルに臨めばよかった」という意見があり、成果も見られました。ただ、「もっと大きな声で話すべきだ」「顔を上げなきゃいけない」といった基本的なことが多かったのも事実です。
ビブリオバトルを続けるかどうかは少し迷っています。単にスピーチが盛り上がるだけでは意味がなく、読書習慣がない今の学校環境では、読書時間を確保する必要があるのではないかと感じています。
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**CDでの読み聞かせ**
ビブリオバトルの後は、『盆土産』という小説に入りました。これまでは私が読み聞かせをしていたのですが、指導を受けた先生の方式を取り入れ、CDを使って読み聞かせを初めて行いました。CDを使うことで、生徒たちがどのように取り組むのかを客観的に確認できました。
生徒の中には眠ってしまう子もいましたが、真剣に聞く生徒が増えたことは大きな成果でした。私が教室を回りながら生徒の様子を見ていると、みんなもそれに影響され、集中して書き込む姿が見られました。特に、国語が苦手な生徒が真剣に取り組んでいる姿を見られたことは収穫でした。
CDでの読み聞かせは少し味気ない感じがしましたが、授業中にぼーっとしてしまう生徒が多いこの学校では、この方式の方が合っているのかもしれないと感じています。次もこの方法を試してみようと思います。
また、意味調べも重要だと思っていますが、時間がかかるのが課題です。次の単元では、分担してスプレッドシートに入力するなど、新しい方法を試してみたいと考えています。
いろいろと反省点も多く、自分の授業を見直すきっかけとなった1週間でした。次は朗読劇に挑戦する予定ですので、また1週間後にその授業についてお話しできればと思います。