【Jリーグコラム】浦和の攻撃の中心はベテランの2人
Jリーグも3節まで終わりました。その中で各チームによって波に乗れたチームもいれば、開幕ダッシュに失敗したチームもいるはずです。
今回は、浦和レッズに注目していきたいと思います。
今シーズンからスコルジャ新監督を招聘し、チームを立て直していく必要があります。
スコルジャ監督の戦術
開幕戦からの変化
攻撃を支えるベテラン❜s
スコルジャ監督の戦術
Maciej Skorza
51歳
4-2-3-1
縦に早い志向
浦和レッズに来る前は、Lech Poznanというポーランドリーグの強豪を率いていた。
また、ポーランド代表監督になるのではないか、とまで言われていたほど、ポーランド国内で評価の高い監督の1人であったことは言わずもがなでしょう。
縦に早い志向を好んでおり、ショートカウンターを狙う戦術でしょう。開幕戦でも、1トップにリンセン選手を起用していることが表しています。
開幕戦からの変化
先ほども書いたように、開幕戦では1トップにリンセン選手を起用し、縦に早いサッカーをやろうと試みました。
ボランチの岩尾選手が両CBの間に落ちる。トップ下の小泉選手が降りてくる。しかし、リンセン選手は裏に抜ける。
FWとMFをつなぐ役割の選手がいないため、リンセン選手が孤立する形になってしまいます。
これによってなかなかボールを前進させることができずに、ひっかけられてショートカウンターをくらう。この悪循環によって連敗してしまいました。
しかし、開幕戦の後半に興梠選手が投入されると状況が一変したのです。
興梠選手は裏抜けだけでなく、ポストプレーや降りてくるプレーなど様々なパフォーマンスが期待できる選手でした。
そのため、選手間の距離間が適切になり、攻撃がスムーズに展開するようになりました。
攻撃を支えるベテラン❜s
ここ3試合での興梠選手の貢献度は大きいでしょう。
ゴールやアシストはないものの、チームには不可欠な存在であることは間違いないものです。
もう1人重要な存在がいるということに気づいているでしょうか。
それは、酒井選手です。今シーズンからキャプテンに就任し、かかる重圧ははかりきれません。
守備での献身性はもちろんですが、攻撃でも必要な存在です。多くの場面で空中戦のマーカーとして前線に出てプレーする機会が多いからです。
これからのレッズが上昇気流に乗っていくためには、若手の力だけでなく、ベテランの彼らの力が必要になってきます!
これからのレッズに注目していきましょう。