プロジェクトの立て直し
○プロジェクトは滞る場合が多々ある
手順書を整備して、様々なことを達成するということは一つのプロジェクトであると言えます。
このプロジェクト、様々な理由で止まってしまう事が多いです。
・お客様が忙しくなった
・担当者が変わってしまった
・巻き込み力が足りなくて、皆動いてくれない
・ITリテラシーの問題で使いこなせない
などなど、挙げればキリが無いのです。
大抵、こういった場合は復活させるのが難しいです。電話やメールなどの連絡が繋がらなくなってしまうパターンが非常に多いです。
今回は、そんな中で立て直しが出来た稀有なパターンのポイントをまとめておきます。
○滞ってから立て直しが成功したパターン
そこまで致命的に滞っていた感じではないので、少しの施策で復活できたと思っているのですが、要点は6つあったと思います。
①まず、1人1人にこれまでの状況や感想を発表してもらう
⇒ここで、良かった点や反省点が出たり、疑問に思っていることの解消をおこなっていきます。
⇒改めて、この方はこういう風に思っているのかという気づきなどがあり、それぞれの立ち位置を明確化できます。
②推進担当の方が責任を認める
⇒勿論、推進担当の方だけのせいではないのですが、自分の責任だとしっかり述べた上で周囲の巻き込みがうまくいかなくて工数が足りなくなったなど反省点を挙げておられました。
⇒この部分はかなり重要で、なんとなくで次の取り組みにいってしまうと、同じ失敗を繰り返してしまうので明確化させておくのは必須事項かと思います。
⇒また、恐らく参加者の方は、自分達も色んな形でフォローできたんじゃないかと考えておられた様子です。
③これまでのフィードバックを行う
⇒現状、出来ている所で良かったところや改善点をフィードバックしていきます。ここで他の方がやっていたことの共有も出来て学びに繋がります。
⇒人によっては頓挫してた理由が解消されていくのは大きいです。
④改めて指針を示す
⇒今回の場合ですと、プロジェクトメンバーの中で指針を改めて形として示したことは非常に良かったです。
⇒プロジェクトの目的、目標、プロジェクトメンバーの体制(責任の明確化)、プロジェクトにおけるルールなどを示して、いつでも見返せるようにアウトプットされました。
⑤次に何をやるかをしっかり決め、なるべく早く行う
⇒一番難しいのは再起動を実際に行っていくことなのですが、④までをしっかりやれたので非常にスムーズに動き出せたという感じです。
⑥明るさが大切
⇒そこまで大きな滞りではなかったこともあり、皆様明るさを維持できていたのは大きなポイントだと思います。
⇒推進担当の方の人柄ですね。すぐに前向きに動き出せる形になるので意外と重要な部分かと思います。
○まとめ
どうしょうもないときは、上の施策を試しても再起動できないことは多いとは感じます。。。
ですが、せっかく新しいことにチャレンジしているのですから、全部ではなくても少しでも上のような施策をして、再び立ち上がってもらえるように頑張りたいですね。
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