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シェア歓迎:「ともに生きることば」アルツハイマー月間企画

9月は世界アルツハイマー月間。

この月を通じて『ともに生きることば』の内容の要約、いただいたコメント・感想を紹介していきたいと思います。

本日の『ともに生きることば』は《それぞれの思い》

☆《それぞれの思い》の紹介☆

これからの暮らしをどのようにしていくか考えている時、一部の人だけに希望を聞くと他の関係者の思いとずれてしまうかもしれません。

そこで、本人の思い、家族の思い、そして専門職の思いを、すりあわせていきます。

まずは、本人がこれからどうしていきたいのかを聞くことから始めます。そのとき、語られることだけでなく、言葉にできない思いも、表情や仕草などからなるべく汲み取ることが大切です。次に、家族の思いを語り、さらには専門職が大切にしていることやその理由も共有し、これからの暮らしのあり方をみんなで考えていきます。

☆《それぞれの思い》へのコメント・感想☆

みなさんは《それぞれの思い》の内容を読んでどのようなこと思いましたか?以下のフォームから寄せられたコメント・感想を紹介します

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本人の思いが大切だと頭ではわかっていながらも、実際には家族の思いが優先されたり、専門職の思いに流されたりしがちだと思う。だれもが、それぞれの思いを大切にできる世の中になるといいなと思います。

(40代・女性・認知症地域支援推進員)

「それぞれの思い」の部分では、よくグループワークをを行う時に「本当の意味での思い」ってどこにあるのかな?って話になります。
 なかなか、心を許せる人には本当の思いは伝えにくい部分があります。でもちょっとしたきっかけやタイミングで話が聞けることもあります。そのタイミングをキャッチできる繊細さも求められるかなと思います。

(40代・男性・作業療法士)

 本人の望み、自分たちが大切にしているケアは、家族の要望に引っ張られてしまいがちだなと常々感じています。
 本人さんの言葉にできない思いを家族に伝える代弁者としての役割の重要性を再確認できました。表情や仕草から汲み取ることも大事ですし、本人さんを知る人から聞き取ることもやっていきたいなと思いました。
また、地域の方にも元気な内にこういう生活をしたいと語っておくことが大事だと伝えていきたいと思いました。
 誰かが我慢したりモヤモヤしないためには、その結果に書いてある「最初の段階から」というところが大事なんだろうなと思いました。また、どのように話し合っていけば良いのか考えさせられました。自分の立場としては、アサーティブなコミュニケーションをとっていくべきなんだろうなと感じました。

(40代・男性・介護職)

☆皆さんのコメントお待ちしております☆

他の人の感想を読んでどうでしたか?
何か思うことがあれば、以下のフォームから、感じたことを書いていただきたいです。全ての項目ではなく、書けるもので大丈夫です。

☆「ともに生きることば」とは☆

『ともに生きることば』とは、「ケアする人/される人」という関係性ではなく「ともに生きる」という関係性をつくるためのケアのあり方や、地域に根ざした場のつくり方、最期までそばに居続けるための関係性のつくり方を30の「ことば」で言語化したものです。

・『ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』(金子 智紀, 井庭 崇 著)

・「ともに生きることばカード:ケアと場づくりのヒント」(クリエイティブシフト)

​☆《それぞれの思い》を紹介したインスタグラムの投稿☆


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金子智紀(Tomoki Kaneko)
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