苛立ちをなくすには、自分の醜さを認める?
注:登場する「私以外の他者」の方についての記述は、あくまで当時、認知の歪みが残っていた状態の私の視点から見たものです。相手から見た事実は恐らく異なり、お相手の方を責める意図は一切ありません。
最近は一段と自分の感情を鮮烈に感じる。
特に「苛立ち」に敏感。
苛立ってしまったとき、すぐ自分で気づくことはできる。
だけど気づくだけで、苛立つ現象をなくすことができない。
(減ってきてはいるんだろうけど…)
前からずっとなくそうと取り組んでいる「負けず嫌いさ」や、「完璧主義」などが邪魔しているような気もする。
負けたくないのは「自分(の輪郭)」を維持するため。生存本能。
負けたら死ぬ、くらいの強い感情が内側にあるらしい。死ぬわけないし、頭では馬鹿げていると分かっていても、条件反射的に反応してしまう。
完璧主義も大きくカテゴライズしたら、負けず嫌いのカテゴリーに含まれてるかも。
すこしずつ、そのきっかけになっていそうな出来事と向き合ってきてはいる。けど、さらに深く潜っていく必要がありそう。それなのに気が進まない。いまそこに大きなエネルギーを割けるほど、体力がないのだと思う。
これを解決させるなら2つ。
その「負けたくない何か」に勝ち続ける努力をするか、
負けること・自分の無能さを受け入れるか。
前者はそれこそ身を削る必要がある。
今以上に努力しないと何も勝ち取れない。そんな環境に身を置いてる。
それに、そんな敵意むき出しの私はなんか怖いし嫌だ。
かと言って後者を選択しようにも、やっぱりつらい。
自分のことを無能だと思いたくないからこうして走ってきたのに、それを受け入れるだなんて。また一回死ぬほど苦痛味わうやつだ…。笑
ちなみに「負けたくない何か」はほぼ9割自分だと言ってもいい。
正確には他人の行動を見て反応してるけど、実際は相手の内側に自分の影を見ている。つまり自分(の影)に反応してる。
媚びる人、マウント取ろうとしてくる人、年下/女だからと下に見てくる人、etc…、そんな人らに遭遇するとつい心が反応してしまう。でもそれはその価値観が自分の中にあるから反応していることになる。コーチングの理論上。
すごく認めたくないけど、これを口にしたとき感じるこの居心地の悪さは自分から自分への「無意識の肯定」だと思う。
本当に見当違いなら、そもそも何も感じないはずなので。
良い人間でいたいのに、こんな自分の醜い面が目に付く。
最近まで忘れてたけど、子どもの頃はほんとによくこれで悩んだ。
そして自分のことが憎いくらい嫌いになった。確か思春期くらいの頃かな。
更に成長する過程で、いつのまにかその醜い面を無きものとしてきてしまった。
ネガティブのどん底から立ち直って、社会で生きていけるようになったのと引き換えに、私は自分の醜さをなかったことにした。社会人になり、他人に自分の影を投影して「あんな人間になってはいけない。私は違う」と自分を安心させようとしてきた。うっすら「どこか似てる気がする」と気づきつつも、自分の中にもある一面とは思いたくなかった。
このあたりで負けず嫌いがどんどん強化されたのかもしれない。
あんな最悪な人間に負けてたまるか、と歯を食いしばって生きてきた。
憎しみを動力に、ただひたすら勝つために、自分の正しさを証明するために行動した。
コーチングを学んだ今となって、ようやく彼(彼女)らの心の影や、彼らを取り巻く環境(システム)の問題を想像する心のゆとりが生まれたけど、昔はただただ憎かった。
色々学び、考えてきた結果、他人に自分の影を投影するのをやめて「それ(影)は自分である」と認め、うまく影と付き合えるようになったら改善するのだろうと今は予想している。
少しだけ喜んでいいとしたら、こうして自分の見せたくない面についてちょっぴりアウトプットできるようになったこと。私にとって大きな進歩。
今までは心の内側で自分の醜さを感じながらも、出そうとは思えなかった。
(にじみ出てただろうけど、オープンにはしてなかった、という意味で)
周囲の反応が怖かったし、やっぱり認めたくなかったから。
でもこうしてテキストにしてしまったので、もう認めるしかない。
私は醜い面を持つ人間。次にできるのは、この醜さを醜いと思わないようにすること。正直いまの私にはどう頑張っても醜いものにしか見えないけど、それはずっと自分に「醜い」という呪いをかけ続けていることになる。
「この醜さを醜いと思わないように」ってどうやってやるんだよ、と今はさっぱりだけど、まずは存在を認められたから良しとしよう。謙虚さを取り戻す第一歩。他者に攻撃されたときに、怒りではなく受容で返せるようになったら素敵。そうなりたい。
(これも「含んで超える」ってやつかもしれない。どうしても苦手だった相手に、覚悟を持って先に愛情を渡したあのときと同じ感覚か…?)
もしかするとこの悩みの突破口は案外忍耐かもしれない。
怒りをこらえ、相手から投げつけられた感情を跳ね返さずに受け流す。合気道みたいに。
はじめはストレスかもしれないけど、これも続けることができれば変わっていくのかもしれない。謙虚さを取り戻せるのかもしれない。最終的には勝ち負けの概念を手放せるかもしれない。(そこまでいけるかは分からないけど)
あとは余白の確保。
心に余白がないと、どうしても余裕のない態度を取ってしまう。
これは今も意識して取り組んでるので継続で。
そんな感じだろうか。
きっかけとなった出来事の痛みを癒す行動も並行して取り組む必要があるかもしれないけど、いますぐできるのは「忍耐」かなぁ。一周回って忍耐か…。笑
やってみた結果ストレス大爆発する危険性もあるので、少しずつ様子を見ながら、体力のある日にやってみる。体力のない日はそもそも「危険!」と思った瞬間から関わらないようにする。笑
この課題はどうにか乗り越えたいなぁ。
引き続き自分のペースで向き合っていくぞ。よし。
ではまた!
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