また、雨が降ってきた。 私は彼とのおデートが大好き。だって、基本的に生活リズムが昼夜で正反対だから同棲していても会えない日が続くことがあって、週一の休みしかない彼とどこかに出かけられる?そんな、キラキラでウキウキな日は他にない。 そんな彼とのおデートは、彼の早起きと寝不足から始まる。なんていったって、世間は、日中が中心となって動いている。だから、必然と彼が日中に合わせてもらうしかない。彼は、普段からテンションの波が穏やかで、気分の浮き沈みが周りの人に比べて少ない。そ
いつからだろう。彼が普通ではないと感じたのは。 はじめに言っておくが、わたしのキツネさんは普通の人間ではない。どう意味か。どう表現していいかわからないが、本当に変わっている人。信じてほしい、本当に変わっているの。それが伝わるかは、今後の日記に期待しよう。 そんな変わった考えの持ち主に対して、今まで私は、自分の気持ちをうまく彼に伝えられずに何度も悲しい気持ちになり、苦しい思いをしてきた。その気持ちを後日ゆっくり日記に落とし込むことで、気持ちを整えてきた。 そういえ
「私の彼は、完全にチベットスナギツネ。」 はじめまして。私は、チベットスナギツネの彼女。 ここは、私と彼の日常の中の”普通ではあり得ない”日常やその波乱などの中で、彼に伝わらない、彼に伝えきれなかった私の気持ちを書き留めている日記。 この日記のはじまりはおよお3年前。彼と出会ってから、およそ3年間もの間、彼に内緒で日記を書いていた。そんな意外と長く続いた日記は、みんなが想像しているような、”絶賛恋愛しています♡”っていう可愛らしい日記ではない。どっちかと言うと、”