【書評】「ドーパミン復活早起き法」Jeg, 雨音りん
最近早起きを始めた。
これまでの経験から、習慣化するにはモチベーション維持が大事で、そのために同じジャンルの本をたくさん読むことが必要だと思っている。
kindleでものすごく評価が高いので気になって見た。
結果本当に良書だった。
なぜ早起きが重要なのか、脳内ホルモンの関係からものすごく丁寧に導いてくれる。
対話形式で話が進み、実際にカウンセリングを受けている気になれる。そのため他の書籍より腹落ちしやすかった。
この本を読んでから二度寝を回避できた。起きるのが辛くても、「とりあえず起きよう。二度寝するとデメリットが大きい」と本気で思えるようになった。
モチベーションがなくなった時、もう一度読みたい書籍。
早起きのメリット
・ドーパミンを有効活用できる
ドーパミンは通称「やる気ホルモン」と呼ばれており、ドーパミンを出すことで生産活動を行える。ドーパミンは朝起きてから夜になるにつれて枯渇していく。ドーパミンが枯渇すると快楽原則が働き、人間は努力できなくなる。
朝起きた時はドーパミンは充電されているので、生産活動に向かいやすい。めんどくさいこともやり遂げやすくなる。
・コルチゾールを温存できる
コルチゾールは「ストレスホルモン」と言われており、ストレスを受けた時に分泌される。コルチゾールが出たから悪いのではなく、ストレス反応から守るためにコルチゾールが分泌される。このコルチゾールも分泌できる量が決まっており、適切なタイミングで分泌させることがストレスフリーな生活を送るために必要となる。
朝ぎりぎりに起きると慌てて準備しないといけない。時間に間に合うのか不安になりながら準備をする。この時コルチゾールが無駄に分泌され、他にストレスがかかる状況で耐えられなくなる。この状況が続けばストレスがかかる時にコルチゾールが分泌されなくなる。朝起きる時、体を活動状態にするためコルチゾールが分泌されるが、このような状況になれば朝起きるのも困難になる。
二度寝、三度寝すればするほどコルチゾールが分泌される。私自身の体験から、三度寝すると本当に起き上がるのが辛くなる。これはコルチゾールが上手く分泌されないために起こっていたのだと納得できた。
・自己肯定感が上がる
早起きは難しい。世の中で出来る人は意外にも少ない。だからこそ早起きを継続すれば自信になる。朝の時間を勉強に費やせばそれも自信になり、実力もつく。さらに自信になる。
あまり自分を追い込みすぎるとよくないのだが、早起きすること自体にもものすごく効果がある。勉強は習慣化を目標にちょっとずつ、早起きだけは頑張ってみる。早起きは慣れれば負荷が減るので、最初は無理してでも起きる。
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