見出し画像

#10 バルサスポーツ心理学: リーダーシップの基礎となるコミュニケーション。個人・グループミーティングを効果的に行うための基本的な14のポイント

はじめに

言語は人類の歴史上、1番の発明といえます。
その言語を手にした人類が取れるコミュニケーションの量や質は他の生物を凌駕します。
人類はそれによる数々の恩恵を受け、目標達成の観点からも、我々が決心したことを達成するために非常に役立ちます。

もちろん目標達成をするにあたり、コミュニケーション以外にも様々な要因がありますが、コミュニケーションにおいては、チームリーダー、メンバー共にお互いのリアクションやニーズを理解することが求められます。

相互理解のために必要不可欠なコミュニケーションですが、チームにおける大きなコミュニケーションの機会は主に2つあります。
それが個人ミーティンググループミーティングです。

今回はそれぞれのタイプのミーティングに焦点を当てる前に、この2つに共通する、効果的なミーティングを行うための基本的なガイドラインを紹介します。


ミーティングの効果を損なう問題とは

ミーティングはリーダーの活動において非常に役にたつツールですが、不適切にそして衝動的に誤った方法でミーティングをしてしまうとその効果は減少します。

スポーツチームにとどまらず組織や他の団体等、多くの組織で起きている共通の問題に「会議病」というものがあります。

ここから先は

2,484字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?