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#12 バルサスポーツ心理学: 知らなければチーム内の適切な関係を構築できず、リーダーシップを発揮できない。グループミーティングのガイドライン
はじめに
グループ内で起きる問題は大きく分けて二つあります。
それは、メンバー個人のモチベーションの欠如とグループ内での調和の欠如の二つです。
グループミーティングはチームマネジメントにおいて最も重要なコミュニケーションを通して、上記の二つの問題を解消するツールとして大きな価値を持ちます。
モチベーションには人間関係や他者の振る舞いが大きく影響を与えます。
そのため一見、メンバー個人のモチベーションの欠如は個人ミーティングとのみ関連する課題にも思えますが、グループミーティングも同じくらい重要です。
しかし、個人ミーティング同様にこのミーティングを適切に行えず、目的が明確でなく、生産性のないものになってしまうとメンバーはうんざりしてしまい逆効果となります。
そのため、今回はグループミーティングを効果的に行うためのガイドラインを紹介していきます。
グループミーティングの目的と種類
まずグループミーティングの主な目的な2つあり、チームの生産性とグループの雰囲気です。
生産性において鍵となるのは冒頭で触れたモチベーション、グループの雰囲気と大きく関係するのはグループ内での調和です。
この二つの目的のために、個人ミーティングは補完的な役割を担うこともあります。
個人ミーティングのサポートを受けつつ、グループミーティングを効果的に行うため、上記の目的を達成するためにはどのようなミーティングを開催するべきかを理解する必要があります。
そのために、まずはグループミーティングの種類を知る必要があります。
以下にその種類を紹介します。
まずは生産性に関係するミーティングです。
チームの生産性向上のためのミーティングの種類
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