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#3 ケーススタディ: お正月気分が抜けず、行動にメリハリのないチーム
はじめに・仮想の状況
休暇はスポーツにおいても、仕事をする人にとっても非常に大きな役割を持ちます。
休暇を適切に過ごすことで、生産性や創造性の向上、ストレスや心血管疾患のリスクを低下させることができると知られています。
しかし、長期休暇明けにチームにメリハリがなく、ダラダラとした空気が生まれることもよくある現象です。
そこで今回は、お正月明けに正月気分が抜けずにスイッチの入らないサッカーチームを例に挙げて、長期休暇明けにチームのスイッチを入れるにはどうしたら良いか見ていきます。
課題
長期休暇の後にメリハリを失うのには心理的なものや身体的なものなど、様々な要因があります。
長期休暇は休むためにあるので、その間に競技を戦う上で適していない心理的・身体的状態になってしまうことはある意味当たり前です。
そこで今回は、身体的にも心理的にも競技に適した状態に戻すことが課題となります。
ただ、その状態にいち早く戻すことが課題ではありません。
心理面も身体的状態と同様に一瞬で変化するものではありません。
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