パパは女の子の気持ちぜんぜんわかってない!
昨日、帰ってくるなり5歳の娘に言われた。
僕はびっくりしてカバンを落とした。
「おふくろにも言われたことないのに!」
思春期待たずもうこのフェーズか、、
まあ、妻には思われているだろうが直接言われたことが無かったので、そりゃそうかと思いながら森元首相の謝罪ニュースを見て、少し男と女について考えてみた。
僕には弟が1人いて従兄弟含め全員男!男!その上僕の父は長男。
僕は長男の中の長男として育った。
母や祖母と共に暮らしていたが、彼女達は家事全般を管理し、お酒も飲まないし、父親に意見する様子も無かった。
父親が料理、洗濯、掃除をしているとこなど見た事がなく、男は偉い!的空気は言わずとも漂っていた。
家業があり仕事の上でもパートナーだった母は父に対して敬語で話す事さえあった為、女性には自由がないように見えた。また、彼女達もそれに対して不満があるような素振りはなかった。
僕は幼い頃から疑問だった。
楽しいのかな?お互いに、、
彼女達は一見するとまさに「わきまえている女」一歩下がって支えている。
そりゃあ、全て自分の意見で反論されず行動できるから男達は楽ちんだ。
しかし、それでずっと良いほうにむき続けることができるだろうか?
完璧なワンマントップダウンの場合、間違った判断をしてしまった時どう修正するのだろうか?
男性は女性より基本体力も腕力もあり、肉体的には強くできている。その為どこか最終的に力で勝利できると少なからず思っている人を見受ける。原始時代ならそれでいいが、現代社会においてそれに優位性はない。もし、社会生活における大きな優位性があるとしたら男性の安定感のほう。
規則正しく生活して自らを律する能力を持っていれば、月のサイクルがない分ホルモンや体、心のバランスは常に一定に保てる。
では、社会生活においての女性の優位性はなんだろう?
これは僕の勝手な考えだが、それは経験値だと思う。
女性は男性が経験したことがない感情をたくさん持っている。
この経験は体験の話ではなく、あくまで感情の経験の話だ。
特に出産に纏わる全ての感情は聞いても共感するのは実質不可能。そもそも、女性は幼いころから感情の数が多いように感じる。
喜怒哀楽にはおさまらない何か表現できない気持ちを抱えているように思える。
これを言葉では表しにくいが
喜怒哀楽を東西南北で例えると北西とか北北西がある感じ。
だから話が噛み合わない!
言語化不能な感情を持つ女性とお気楽に安定した生活を送っている男性とでは見えてる世界が違う。
もっと男性は女性を深く学ぶ努力をするべきだ。これをモテる為にテクニックとして習得するのではなく。自分自身が良い人生を送る為の方法の一つとして捉えたい。
男女がお互い本当の意味で理解し合うのは難しいと思う。まあそれは誰だって、人間同士なら家族だってそうだ。でも、自分にない意見をしっかりと聞きぬいて心を開いて生きていきたい。
彼が言う「会議が長引く女性」がいる事で見えてない世界に光が指すのである。
だから、違う種類のアイス買ってきただけでそんなこと言うなよ娘さん、、
先日実家に帰ると父親が手慣れた様子で食器を洗っていた。
時は進んでいる、、さらば 頑固親父
おわり