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先日ローカル局で
大ヒットドラマ「VIVANT」の福澤克雄監督と
ドラムのインタビュー番組があった
福澤監督が「なぜロケ地に島根を選んだか」という問いに
「島根には本物があるから、これから観光客が増えても
何も付け加えないで欲しい」と応えられたのが印象に残った😍

その番組に一緒に出演していたのは
主役の乃木憂介の祖父役をやった白髪の男性で
なんと、山陰合同銀行の山崎頭取だった😍

この方、以前会ったことがあるぞと思い出したのは
3年ほど前
松江の銀行の支店長クラスが三朝温泉を見学に来られた時
私が大綱引き史料館を案内したことがあった😅

三朝の大綱引きは、国の重要無形民俗文化財になっています

「この大綱引きは、縄文時代の性器崇拝と蛇信仰を起源とし
弥生時代に水稲耕作が始まり、水利共同体が出来てからは
雄と雌の蛇綱を交合させ水の循環を祈る祭りとなった」
と解説し
「稲作は長江中流域から日本に伝わり
水の神としての蛇信仰も伝わったと思われる
長江の稲作民は
黄河地域の民族が南下して戦乱が起きたことにより
奥部の山岳地帯に逃れ
巨樹を共同体の守り神として崇めていたが
現代は漢族が進出してきて神の木を切ってしまうそうです」
と説明すると、
一人の紳士が「神の木を切られた部族はどうなるのですか」と
御下問😅
「神木が切られた地区は若い者が根無し草になり
他所に出て行くそうです
しかし神木を守った地区は若者が残るそうです」と解説しましたが
その鋭い質問をされたのが山崎頭取だったのだ😮
「神話を12歳までに教えられなかった民族は
間違いなく100年以内に滅ぶ」
「全ての価値を金に置き換えて考える民族は滅ぶ」と言ったのは
アーノルドトインビーですが
こういう頭取のいる銀行は滅びないでしょう😍

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