外国ユーチューバーに水利共同体を一席
今日は朝から外国のユーチューバーの取材
まずは河原風呂入浴から始まり
超老人の86歳、剣道5段の元高校長のKさんと私に
カナダ人男性2名が入浴して
カタコト英語で色々話がはずんで和気あいあい😍
という場面を撮った後、取材陣は私の店に移動
長身の男性が顔そりを所望
ヘアカット・ハリーのユーチューブを観たとのこと
ツルツルスベスベになって喜ばれましたが
照明器具の設置など本格的でビックリ😍
朝は三徳山の投入堂まで上がってきたとかで
またビックリ😅
日本の温泉地の生活を知ってもらうのが目的らしい
取材が終わった後、若いスタッフが個人で来店し
髭剃りをした後
一行に優秀な通訳さんがいたので
これは日本人とは何かを説明するよい機会だと
水利共同体論を一席😅
田植えは上流から下流まで順々にやらなければならないこと
田植えが終わった後は、「中干し」と言って水を止めて根を太くすること等
一人では勝手に出来ない事を説明し
昔は上流と下流、右岸と左岸で水争いがあったが
藩主や豪農が水路を血管のように張り巡らせ
1000年掛かって、国の隅々まで米が穫れるようにしたこと
このような水利システムを完成したのはバリ島と日本だけではないか
それは、おかげさま、お互いさまという感謝の心や
源流の山や森を崇める自然崇拝や
最初に田を拓いた先祖を敬う先祖崇拝となり
日本人の民族性を創って来た😍
西洋の価値観を崇拝するのも良いが、あちらは水を独占する文明で
日本の水を分け合う文明も知る事が大切だろう
これからは稲田の風景を見る時
この水はどう分配されているのか見て欲しいと
熱弁をふるうと
通訳の女性もカナダ人男性も真剣に聞き入り
「初めて聞きました」と、感激の面持ちでした😍
後2日、三朝に滞在するのでまた来ますとのことですが
水利共同体教の宣教師が増えそうです😅