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NHK「美の壺」で「出雲」・ヤマタノオロチ😨

今日、NHKの「美の壺」を観ると「出雲」がテーマで
スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治を取り上げていた

オロチを退治したスサノオノミコトは

「ああ、すがすがし」と言って須賀神社を建て、これが神話に登場する
最初の神社になったとか😃
しか〜し、松江の近くには志多備神社があり
ヤマタノオロチを思わせるスダジイの巨木があり
多くの人を「これぞヤマタノオロチの化身だ」と
驚かせていることをNHKは知らなかったのだろうか😨

水木しげる大先生もこの巨樹を見て
「八岐大蛇だ〜」と驚愕されたとか

しかもそこには本当にヤマタノオロチが顔を出し
苦悶の表情をしているのに気づいた人はいない😨

右側にオロチが目を見開いて牙を剥き出し、怒りと悔しさを表しているではないか😨

私がこの巨樹の周りを10回以上廻って発見した顔ですが
誰がこんな表情を想像出来ただろうか😨

「巨木の下には藁蛇が巻き付けられ、この土地の惣荒神の宿る神木で
荒神の依代になっている
日本民俗学の祖、柳田国男によれば
荒神とは地主神の思想に基づくものであるとし
正しく山の神で荒野の神ということかと存じ候らへども…
荒ぶる神という呼称に基づくものであるという」
柳田は被支配者(先住民)のトップのうち
支配者(新住民)に従った者は国津神とされ
抵抗した者は、これを荒神という」とも述べている
国家公認の神は、神社に祀られ
非公認の神=荒神は、社に祀られ無かったということだろうか」

以上は本田不二雄著「神木探偵」から引用しましたが
この無念の表情は、まさしくこの説を証明しているようです😢


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