広島原爆の日と夢千代日記
今日は広島原爆の日のためか
地元紙の投稿欄に
原爆の胎内被爆者を描いた「夢千代日記」を
再放映したらどうかという意見が載った
夢千代日記は、吉永小百合主演で大ヒットしたが
夢千代のモデルは三朝温泉にいたことは知られていない😅
昭和30年頃、三朝に小染さんという芸者さんがいた
彼女は広島の山間部出身で踊りが上手かったが
いつも夢のようなことを言うので
芸者仲間から「夢ちゃん」と呼ばれていた
ある日、お客からドライブに誘われ瀬戸内海に行くと
淡路島を見て「あれはアメリカですか」と訊いた
その何も知らないウブな人柄に参ったお客は、彼女を身請けしたという😍
その話を聞いた作家の早坂暁氏が
三朝温泉に滞在中に書き上げたのが「夢千代日記」なのです😍
最初は三朝温泉を舞台にする予定でしたが
三朝でドラマ化すると
モデルになった人各々が特定される恐れがある
ラジウム泉(放射能泉)は危ないという風評被害が出るのでは
と断ったという😓
(実際には原爆のケロイドが温泉で治った例も多くあった)
そのため浜村温泉に企画を持っていくと「内容が暗い」と断られ
結局、兵庫県の湯村温泉に決まり
湯村温泉=夢千代の里というイメージが出来たのです
ということを、知っている人も少なくなり
昔100人いた芸者さんも、今は0になってしまいました😓