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白川尚史著「ファラオの密室」

今日は読み終えていたのに、まだこちらで紹介していなかった作品について書いてみます。


読み終えた作品

2024年1月9日宝島社より328ページの単行本として発売されています。

あらすじ

紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。ミイラのセティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな謎に直面する。棺に収められた先王のミイラが、密室状態であるピラミッドの玄室から消失し、外の大神殿で発見されたというのだ。この出来事は、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王が葬儀を否定したことを物語るのか?タイムリミットが刻々と迫るなか、セティはエジプトを救うため、ミイラ消失事件の真相に挑む!

Amazon内容紹介

この作品を選んだ理由

宝島社が主催する「このミステリーがすごい」も早くも22回目の大賞作品を世に出しています。大賞受賞者は、今ではすっかりベテランとなり、人気のミステリー作家になった方も多いです。本作も大賞受賞作品なので読みたくなりました。

感想

前評判も作品の予備知識もなく、この作品に向かい、エジプト時代を背景にしていることに驚きました。そして、登場人物も全てカタカナというのにも重ねて驚き、ちょっとたじろいてしまいました。

というのもカタカナの人物を覚えるのが私は大の苦手。そのため翻訳ものも読むのに苦労することが多いのです。

この作品は日本のミステリー賞を受賞するほどですから、謎解きは日本的だと思いました。しかし最後まで登場人物に慣れず、面白さが半減してしまいました。

海外ミステリーがお得意の方はきっと面白いと思います。私も今後翻訳物頑張りたいです。

表紙がとても美しく印象的

#シニア #いなか暮らし #今日のつぶやき #白川尚史 #宝島社 #読書感想文 #読書好きと繋がりたい #毎日note

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