「ヒカリノオト」を読み終えて
昨日は酷かった頭痛も今日は少しマシになったので、午前中一気に読みかけていた作品を読み終えました。
読み初めは少し私には合わないかなっと思いつつ、読んだのですが、読み進めるうちにどっぷりとその世界にはまってしまったそんな作品です。
染谷達也というシンガーソングライターの曲、特に彼が音楽の世界から引退した最後のシングル、「夢のうた」がキーワードとなって5人の男女の人生を変えていく、連作集です。
一つ一つの主人公が、愛おしくなるほど純粋で、生きることに懸命なのが嬉しくなる、そんなストーリーです。そしてそんな彼らの心に寄り添う音楽の力も素敵だなと感じます。
今や音楽はサブスクやSNSによって時代を軽々と飛び越えていきます。こんな時代だからこそ、生まれた文学作品なのでしょう。
地方創生のため自分の住む田舎町のPR動画を作成したカメラマンのつぶやきですが、染谷達也というシンガーソングライターの曲は時代を超えて、再評価されつつあります。彼の動画ももしかすると時代を跨げば、変わるかもしれません。田舎町に住む私はそう願ってしまいます。
染谷達也こと染谷海は、かつてマネジャーをしてくれていた染谷のファンでもある寺井の強い勧めで、彼が起業したマネジメント事務所によって、再びライブを東京と自身の出身地新潟での開催します。
あなたにもそんな音楽がありますか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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