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キスに煙
今回図書館から借りてきた本は2冊。今日はその2冊目を紹介します。
読み終えた作品
2024年1月25日に文藝春秋から256ページの書き下ろし単行本が発売されています。
あらすじ
かつてフィギュアスケーターとして活躍し、引退後はデザインの仕事をする塩澤。彼と好敵手として競り合い、今もトップスケーターの地位にある志藤。互いに、自分の持たないものを持つ相手として意識し続ける二人だが、塩澤にはライバル心だけではない、ひた隠しにするもうひとつの思いを抱き続けていた。ある日、塩澤の昔の恋人であり、志藤とは犬猿の仲であったコーチのミラーが転落死したとのニュースが入る。孤高のスケーターで敵も多かったミラーの死は、周囲に動揺をもたらす。あいつ、殺されたんじゃないか? 火のない所に煙は――とばかりに広がる不穏な噂に搦めとられるように、塩澤と志藤は互いにこれまでとは違う視線を向けるようになる。告げるだけで重荷になると秘めた恋心、自分のために罪を犯したのではという疑心。二つの感情の狭間で、互いを守るための選択とは――。
この作品を選んだ理由
この作品も新刊の棚にあったので、借りてきた作品です。以前に著者の作品を2冊読んでいました。
感想
今の病を得てから、特に過去に関して、記憶が曖昧になることが多くなりました。もちろん年齢的なこともありますが。そのため強烈な印象の作品しか思い出せなくなっています。
今回の作品も選んだわけではないのですが、性的嗜好が鍵になっている物語でした。それが悪いわけではありません。今回のミステリー感が弱く感じました。
昨日紹介した作品もですが、最近読みやすさが優っているように思います。私も重い作品がいいというわけではありません、しかし読み応えだけは感じていたいという読者です。次回を期待します。
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