一切なりゆき〜樹木希林のことば
9月に入って最初の本は、樹木希林さんが、対談等で話され、雑誌等で掲載された言葉を収録した「一切なりゆき〜樹木希林のことば」
テレビ番組全盛期に活躍された俳優というイメージの強い樹木希林さん。
2018年9月に癌によって75歳で亡くなって、6年が経ちます。
私にとっては先輩だと思っていた歌手や俳優が亡くなって、どんどんとその年齢に近づく、当たり前だけれど寂しさが込み上げてきます。
この文章どおり表紙の笑顔は、さすが俳優さんと言わんばかりだし、題名の「一切なりゆき」という言葉とおりの一生を終えられたことが、この作品の中で彼女が語る言葉の端々からわかります。
この文章に今私が参加しているオンラインコミュニティのテーマに繋がるなと思います。
夫婦生活に苦労された樹木希林さんから、こんな言葉が出るとは、少し驚きました。私が行っている「7つの習慣」の実践で、夫婦を考える時にとてもいい指針だと思いました。
最後に葬儀にて娘さんの内田也哉子さんが、喪主代理として挨拶をされた際に語られた、彼女の記憶に残っている樹木希林さんの言葉が名言です。
この作品は、発売直後話題となりベストセラーになりました。何を今更とお重いでしょうが、悲しみが少し癒えて、落ち着いて読むと納得できる部分が増えてきます。
1度読まれた方も、そうでない方も命日に手に取ってみるのもいいのではないでしょうか。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回も大きな爪痕を残した台風、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたか?これからが本格的な台風シーズンです。暑さの次は防災に心配りが必要ですね。
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