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三体第二部(33-50)

伯父の逝去によってバタバタした日常もホッと一息、やっと読み進めていた翻訳小説を読み終えました。

年齢のせいにしたくないけれだ、最近どんどん翻訳物を読むスピードが落ちてきました。人物の名前がなかなか頭に入らないこと、さらに日本とは違う時代背景に想像が追いつかないことなどが挙げられると思います。

読み終わったのはこちらです。

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人類に絶望した天体物理学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)が宇宙に向けて発信したメッセージは、三つの太陽を持つ異星文明・三体世界に届いた。新天地を求める三体文明は、千隻を超える侵略艦隊を組織し、地球へと送り出す。太陽系到達は四百数十年後。人類よりはるかに進んだ技術力を持つ三体艦隊との対決という未曾有の危機に直面した人類は、国連惑星防衛理事会(PDC)を設立し、防衛計画の柱となる宇宙軍を創設する。だが、人類のあらゆる活動は三体文明から送り込まれた極微スーパーコンピュータ・智子(ソフォン)に監視されていた! このままでは三体艦隊との“終末決戦"に敗北することは必定。絶望的な状況を打開するため、前代未聞の「面壁計画(ウォールフェイサー・プロジェクト)」が発動。人類の命運は、四人の面壁者に託される。そして、葉文潔から“宇宙社会学の公理"を託された羅輯(ルオ・ジー)の決断とは? 中国で三部作合計2100万部を突破。日本でも第一部だけで13万部を売り上げた超話題作〈三体〉の第二部、ついに刊行!(Amazon内容紹介より)画像2
三体世界の巨大艦隊は、刻一刻と太陽系に迫りつつあった。地球文明をはるかに超える技術力を持つ侵略者に対抗する最後の希望は、四人の面壁者(ウォールフェイサー)。人類を救うための秘策は、智子(ソフォン)にも覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者の中でただひとり無名の男、羅輯(ルオ・ジー)が考え出した起死回生の“呪文"とは?二百年後、人工冬眠から蘇生した羅輯は、かつて自分の警護を担当していた史強(シー・チアン)と再会し、激変した未来社会に驚嘆する。二千隻余から成る太陽系艦隊に、いよいよ出撃の時が近づいていた。一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海(ジャン・ベイハイ)も、同じく人工冬眠から目醒め、ある決意を胸に、最新鋭の宇宙戦艦に乗り組むが……。アジアで初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた現代中国最大のヒット作『三体』待望の第二部、衝撃の終幕!(Amazon内容紹介より)

今covid-19の脅威に晒されている今、このSF世界は虚構かもしれませんが、目に見えぬ敵を前にしている点では似ている状況だと思えます。

SFファンの方なら、この第二部も古典的SF作品をオマージュしているところの多さに喝采だろうと想像します。日本では小松左京の作品が取り上げられています。

そういう点も楽しみながら読むのもありかなと思います。

それにしても中国でも人気の超大型SF長編小説も日本で来年完結する第三部が発刊予定です。まだまだ「三体」の世界が楽しめますね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。毎日暑い日が続きますね。今日もこのアルバムで乗り切りましょう!



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