(本)終活シェアハウス
年齢に関係なく、人生は突然終わるものだと思って入るけれど、身の回りを整理できないのは私だけではないと思います。
ここ数年、親の介護もあってか、「終活」という文字に惹かれてしまう傾向になります。そんな私が昨夜読み終えたのがこの作品です。
2024年4月17日に、小学館から288ページの単行本として発売されている、この作品を図書館で見つけました。
学生時代の同級生がシェハウスをし生活する女性たち3人に、新たに同じく同級生だった女性も同居し女4人で合計272歳。彼女たちの年齢でまさに問題となる事件が次々と発生、彼女たちのパワーで痛快に乗り切る物語です。
特に共感したのが、歌子の息子との付き合い方、向き合い方。そして今私も同じもんだを抱えているのが、恒子のように認知症初期症状です。私の年齢では彼女らが直面する問題を私自身が向き合わねばならないことが恐ろしいのかもしれないと感じます。
私の暗い印象の感想ですが、物語自体はとても明るいです。私も自分のことや将来を前向きに考えたいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。
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