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(本)終活シェアハウス

年齢に関係なく、人生は突然終わるものだと思って入るけれど、身の回りを整理できないのは私だけではないと思います。

ここ数年、親の介護もあってか、「終活」という文字に惹かれてしまう傾向になります。そんな私が昨夜読み終えたのがこの作品です。

2024年4月17日に、小学館から288ページの単行本として発売されている、この作品を図書館で見つけました。

東洋文化大学の学生である速水翔太は、風変わりなアルバイトをしている。自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人のシェアハウスの秘書、要するに小間使いだ。私立女子校時代の同級生である68歳の三人から無理難題を押しつけられてもバイトを辞められないのは、歌子さんによる賄い(お酒付き)が美味しすぎるから。そこに新たな同居人・緑川恒子さんがやってくる。彼女は認知症の初期で、帰り道が分からなくなることもしばしばで…。さらに歌子さん所有のシェアハウスにも売却の危機が迫っていた。

Amazon内容紹介抜粋

学生時代の同級生がシェハウスをし生活する女性たち3人に、新たに同じく同級生だった女性も同居し女4人で合計272歳。彼女たちの年齢でまさに問題となる事件が次々と発生、彼女たちのパワーで痛快に乗り切る物語です。

特に共感したのが、歌子の息子との付き合い方、向き合い方。そして今私も同じもんだを抱えているのが、恒子のように認知症初期症状です。私の年齢では彼女らが直面する問題を私自身が向き合わねばならないことが恐ろしいのかもしれないと感じます。

私の暗い印象の感想ですが、物語自体はとても明るいです。私も自分のことや将来を前向きに考えたいと思います。

表紙のイラストが
主人公たちの想像できますね。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

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