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想像の限界を超えるどんでん返し

こんにちは。週末の土曜日、いかがお過ごしですか?私は昨夜久しぶりにアルコールをいただき、しっかり休んだので頭はスッキリです。暑気払いといったところです。

今日は東大卒の気鋭作家の作品を紹介します。


1読んだ本の紹介

出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎
発売日 ‏ : ‎ 2023/6/21
単行本 ‏ : ‎ 304ページ 書き下ろし

2この本を選んだ理由

最近「アリアドネ」という言葉をよく耳にします。
本作品はその「声」とどんでん返し、東大卒の著者がどんな作品を書いたのか気になりました。

3あらすじ

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。

Amazon内容紹介

4感想

今回の「アリアドネ」とはドローンの名前でした。

終始物語の中で出てくるフレーズ
”無理だと思ったら、そこが限界なんだ”
が本作品の肝だと感じました。

昨今多く発生する自然災害で、本作のように障害を持つ方が遭難されるという事案も決して発生しないと言い切れません。

社会全体で限界を限界としない、難局を乗り越える体制を作っていかねばならないなと読みながら考えさせられました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

一昨日の本の記事はこちら

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