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アルコールという選択

酩酊状態で書き始めました

すべきことがある間は
それに集中し
いつも以上に完璧に
その仕事に取り組む。

隙間が生じると
問題の事ばかり考えてしまう。

何とかかんとか
一日をしのぐけれど、

とりわけ夕食後、
余暇時間になると
もう駄目です。

没入しようとスマホ。
でも、気持ちを緩めると、
見ている画面のワードに捉まってしまう。

常とは違って
酔いたくなり
多めに飲んでみたら
あんなに気になっていたことが
なぜだか
ほんわかと いい感じになった。

そして夜中。
酔いが醒め、目が覚めて
再び あのことばかり考えている。

気を紛らすため
スマホを開いて読み漁る。

ああ、
もう少し飲んでみようかな~
さっきは、いい感じだった〜
酔ってる間は
忘れられるから
思い出しても平気だから
飲もう。

何もする気がしない。


立ち止まったら
もう
動きたくない。

でも、
すべてを断つ事もできない。

苦しい。
つらい。
悲しい。
気が狂いそう。
涙があふれる。

誰かが笑ってる?わたしの声だ

もう居なくなってしまいたい
どうせもう…

迷惑はかけたくない、これ以上
どうして、どうしてこうなった!
なんでわたしばっかり!
怒りが渦巻く

グラスを傾けていると
涙が止まった

なんか ホッとする

飲んで良かったかな~

ハハハ、どうにかなるさ
昨日も 今日も
何とかなったじゃないか

そうそう
なった、なった

よおし! この調子だぁ~

薄闇に スマホの光

もう 残ってない
瓶の中身も
わたしの苦しさも

あしたは
いつものように働こう。

あしたは
新しい瓶を買いに行こう

今夜はもう
寝よう。

眠れそうな気がする

明日も
手伝ってくれよ~

グラスは明日洗おう

そうだ
頭痛薬も補充しなくちゃ

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かえる翁じ
サポート、ありがとうございます。もっと勉強して、少しでもお役に立てる記事を送りたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。