よる.m11
ベストセラー
ある女性作家の作品を読んだ。ベストセラーだった。
一晩で読み終え少なからずショックを受けた。
図書館で第二作を手にした。帯に、「ベストセラー」という文字を見て三作目の方を借りた。
またもや一晩で読んでしまった。そして心をえぐられた。
あらすじ
作品の中のボクは所属する集団の中で、この集団がボクに求めている役割を「みんな」の期待通りに演じる。
その劇の題名は「イジメ」
ボクは傍観者の立場を演じていて、イジメられている子に同情しながらも傍観し、なるだけ関わらないようにしつつもボクの番が回ってくれば一緒にいじめてしまう。
放課後偶然、本当に思いがけない場所でその子に出会う。結果として何回も会っていくうちに、教室にいるときのように「みんな」への忖度など一切せず、その子と話している自分に気がつく。そして仲良しになった途端、教室の自分と、今の自分と、どちらが本当の自分かと問われる。何回も。質問を変えて。
詰問
この作家・よるに🐸は作品中のボクと同じ質問を突き付けられてしまった。
誰にも、だ・れ・に・も、本音で話せなくなった🐸は、それでもこれまで通り昼間は仕事場で、もっともらしい顔をしている。その仕事を天職みたいに思っているかのような顔をして終日仕事をしている。
本音
本当にしたいのはこの仕事じゃないのに。それなりの仕事をしている。辞めることもできずに。
自分を偽っている🐸。それで良いのか、と突き詰められてしまった。
哀願
よるさん、どちらのわたしも、いいや、どの時間の、誰の前のわたしも、noteしているわたしもみんな、🐸なのです。🐸はそういう奴なんです。よるさん敢えてする苦言をもらえるような奴じゃないのです。
イジメ
イジメないで下さい。それはイジメですよ。自分一人の力では、変わることができないことを、本人が変えられないことに苦しんていることを指摘するのはイジメです。本音が言えない、情けない🐸も、ばっぷくどんに変わりありません。
ゲシュタルト
わたしはわたしのことをします。
あなたはあなたのことをして下さい。
わたしはあなたに忖度して生きていません。
あなたもわたしに気を遣わず自分らしくしてて下さい。
それでもお互いに本音を交わし合えるなら、それは幸せなこと。
本音を交わせなくても、出会えたことは幸せ。
別れてしまっても、幸せなんだな〜
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自分
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