【読書】進撃の巨人
主人公の友人が言ったこの言葉が私の心には残った。
「何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」
切り捨てることには覚悟が必要である。覚悟という言葉を少し解像度を上げて考えると、覚悟を決めるには、まずはその事象について判断する。判断に必要なのは情報だ。その選択(覚悟)をするにあたり、どのような場合が考えられるのか。作品では巨人の餌である市民の命を救うために、多少の命の犠牲はやむを得ない判断をする場面がある。時に成功し、時には失敗をする。自分にとって必要なことは何か、どうしたらよいのか、どんな可能性があるのか、多くの情報を入手整理し、そして覚悟を決めること。それは人生にとって大切なことであると思う。
他にもこの作品を通して、戦争とは、正義と悪とは、など暴力的なシーンも多いのですが、とてもオススメできる作品です。また好きな別の作品で【鋼の錬金術師】でも「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。」といっておりこの言葉は私にとっての金言です。
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生! これが21世紀の王道少年漫画だ!!
アニメもプライム会員なら見れます。リヴァイの声が渋くかっこよくて最高です。