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自信をつければ他に波及する ~子供の力~

子供がADHDと診断された保護者と話しました。
涙ながらに1年間の苦悩と、悩みと戦ったことを話してくれました。

指導する立場からすると、正直その診断にはまだ早いとも感じましたが、
その傾向はあったかと認識はしていました。

時間はかかってしまい、他の生徒と比べると歩幅は狭いかもしれませんが、
少しずつ上達はしてきている。1つ出来るようになったことを褒めて、
昨日できなかったことが、今日できたら『大丈夫。』と
伝え続けていこうと話しました。


すぐに結果を求めてしまう親

話していると、今回の保護者のみならず、
多くの保護者が子供に対する期待感から、すぐ結果を求めてしまう傾向にあります。

気持ちが不安定、大人を困らせる行動をとる、意欲・気力がない、など、
子供をここから引き戻すには、

短くて半年、今回のようにADHDと診断された子供の場合は、状態にもよりますが数年スパンで我々大人も対峙が必要です。


あせる気持ちを我慢。
かならず改善していくと我が子を信じ、
日々の出来事を肯定し、褒めていくことの繰り返しを。


私も指導者という立場から諦めずに応援していきます。
逆に保護者が滅入ってしまいそうで心配でもありますよね。


自信がつくと他の教科にも影響

過去に「習い事で自信をつけたせいか、まったく関係のない体育の成績が急良くなった」という話を聞きました。

その子はどちらかというと自己表現もあまりしない子でしたが、自信がついてきていることは、その子の目を見れば分かり

『目の色』がしっかり生きた色になってきたと感じた記憶があります。

習い事の成績があがったのは事実としてありますが、それが良いきっかけになり、勉強もそうですが日々の生活態度などにも波及していったのだと感じました。

なんでもいいので、何か良いきっかけを与え
自信がつけば、他の教科や生活態度にも良い影響がでてきます。

前の記事にも書いたのですが、
こういった一件があるので習い事を複数やることの危険性を謳っています。

知識を増やす、経験を増やす
いいかもしれませんが、それよりも、

その習い事から『自信が芽生えているか』が大切です。

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