思い出の曲/くそったれの人生(長渕剛)
個人的な思い出の曲を紹介するシリーズ。今回は長渕剛の「くそったれの人生」。自分の中ではとんぼと一、ニを争うぐらいの好きな曲。大学での東京生活の4年目、初めて行ったライブが長渕剛のライブで場所はあの桜島オールナイトライブであった。幼馴染と東京から青春18切符で全て普通列車で鹿児島まで行く計画で、1日目は東京を0:00頃出て、熊本市に21:00頃着いた。翌日、鹿児島まで行き、オールナイトライブを楽しんだ。
初めてのライブだったので知らない曲もたくさん出てきた中で印象に残り今でも大好きな曲になった。長渕剛自身、東京に対する憧れが強く、東京の生活でもがく自虐的な歌が多いが、自分も会社員時代を含め東京での生活が9年続き、思いを重ね合わせることがあった。歌詞は以下である。
本当の事を言えばきっと楽になれるさ
本当の事を言っちまえばきっと自由になれるさ
あんちきしょうをぶっ飛ばしとんずらしようか
だけど俺はこの街を根城に生きていこうと決めた
六畳一間の闇にまぎれ腐った空へ夢を突き上げても
呼べど叫べど答なし
群れから離れっぱなし
ずっと離れっぱなし
遠回りのくそったれの人生
千鳥足でいつもの路地を
最後の部分の「千鳥足でいつもの路地を」という部分が好きで、飲んだ後に帰り道の路地を一人、千鳥足で歩く光景が思い浮かばれ、自分も酔っ払って夜道を一人で歩く時に切なさと風情を感じることがあり、それがまたいい気持ちであるから容易に共感できる歌詞である。そして、地元を離れた一人暮らしの人間に重ね合わせられる歌詞であることがわかる。一人暮らしでなくても夜道を酔っ払って歩く自分に酔いしれることがあるなら歌詞を堪能できる。
盛り上がる曲なのか長渕剛のライブではよく歌われて、2回に1回ぐらいは歌われ、コアなファンならおなじみの曲である。しばらく長渕剛の曲を聞かない期間もあるが、人生が少し辛くなった時に、自分は役立たずでないかと思った時に、自分を肯定したい時に聞いたりする。結婚式の二次会の登場曲にも使用させてもらった。
昨今、なかなか飲みに行けない状況であるが、家飲みでこの曲を聞いて千鳥足の自分を想像して楽しんだり、また飲みに行った帰りに一人で千鳥足で路地を歩く時にイヤホンを通して聞いてみたりするなどしておすすめしたい曲である。そんなことをしたら、車にぶつかってしまうか。
https://youtu.be/y0p0h-YyF3k
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