少しずつ前を向いて☺️(77点)

微笑みの国に来て、約４か月。

いろいろと気がついたことがあります。

実は、日頃微笑んでいる人ほど、

見えないところで苦労しているということ。

最近知り合った年下のタイ人男性Kさんは、

いつも明るくて、
ムードメーカー的な存在なのですが、

実はうつ病で、精神科に通っていることを

教えてくれました。

他にも、笑顔でいつも元気そうな女の子から、

人生相談を受けることも多々ありました。

きっかけは、やはりコロナだったそうです。

そして、私よりも少し下の世代は、

コロナで学校行事に参加できなかったり、

学生時代の思い出作りができなかったり、

当初のライフプランが余儀なく崩されたり・・・

20代の一番楽しい時期を、

理不尽にコロナに奪われていたことを
知りました。

そんな子たちに、

「今後チャンスはいくらでもある！」
と言うのは、

あまりにも無責任すぎると感じました。

私も、コロナがきっかけで、

当時やりたかったことが
最後までできませんでした。

悔しくて、やりきれない気持ちでした。

その時、母に言われた、

「今じゃなくても、できることだから。」

という言葉に、傷つけられたのです。

「若いときの今は、かえってこない。」

「大人と学生の時間の価値は違う。」

ということを思ってしまったのです。

そのことを考えたとき、

同じようにコロナで理不尽を被った私が、

してあげられるアドバイスといえば、

「少しずつ前を向いていこう。」

ということです。

すぐにコロナが終息するわけでもないし、

政治で経済が大きく改善するとも限らない。

でも、自分の気持ちだけは、

できるだけ前を向いていた方がいいと思います。

そして、挫折を知っている人、

理不尽を経験したことがある人は、

そうでない人よりも強くて、

人間的に成長できると信じています。

今の苦労を経験して良かったと思える日まで、

できるだけ前を向いていてほしい・・・。

心からそう思っています。

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