宙ごはん
読みました。大号泣です!!✨✨
ドラマ化はもう確定ですね。
久しぶりに家族をテーマとした作品でこんなに涙しました。
なんだろう…
重松清さんの「とんび」を読んだ後に似た感覚でした。
そのぐらい家族の愛が複雑かつ深く、誰の心にも刺さるテーマを持っていました。
町田そのこさんと言えば、「52ヘルツのクジラたち」をご存知の方も多いと思います。
恥ずかしながら私はまだそちらを読んでおらず、初めて読んだのが、この「宙ごはん」という作品でした。
宙というのは主人公の女の子の名前です。
宙が、食を通して周りの人と関わり合うことで、素敵な女の子へと成長していくストーリーとなっているのです。
この作品の大きなテーマとしては、食を通しての「助けあい」であると感じました。
誰かが自分のために作ってくれたご飯を、誰かと食卓を囲んで食べることは、なんて幸せなのだろうと気づかされることが多かったです。
その食卓で、痛みを抱えた人々が過去の経験を語り合うことで、少しづつ立ち直っていく姿が、毎回毎回涙無くして読めませんでした。
これぞまさに、愛なんだ。
その愛に気づけた人が、誰かを愛で救うことができるんだと、そう強く感じました。
なんか、24時間テレビみたいな事言ってしまいましたね。
そう言えば、そろそろ24時間テレビの季節ですね。
真夏の夜、汗をかきながら号泣したい人に是非おすすめの作品です。
読んでくださりありがとうございました🙇♀️