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吉祥寺、みなとまちとカレー日和

10月だというのにゲリラ豪雨のような降ったり止んだりを繰り返す街、吉祥寺。しかし天気など関係ない。心がカレー日和ならば・・

時間をさかのぼること半日。

吉祥寺WARPというライブハウスへ【みなとまち】を見に行く前日に、miさんのnoteが上がってきたのだった。

この中でまめ蔵というカレー屋を紹介されていらっしゃる。

そして「かぼちゃペースト」という魅惑的かつ悩ましげなワードに反応した次の瞬間、僕の身体は現地へといざなわれ、一人用の席にしっかりと着座していた。

初めて行くカレー屋ではチキンカレーを頼む。
そんな僕のルールも店員さんは知っているらしく、木の感触が心地よいテーブルをなでていたところ、間もなくカレーが運ばれてきた。

皿のフチにおまけでカレーを一滴垂らしてくれており、今日はついている。

辛さの指定はないけど、僕の感覚では中辛だった。つまりちょうどいい。

かぼちゃペーストという事前情報は大いにありがたく、「これが、かぼちゃ!ペースト!!」と、かぼちゃ成分を堪能しながら味わうことができた。

チキンは軟骨の歯ごたえがわずかに残るくらい煮込まれていて、最後の一つを最後の一口まで取っておきたくなる。ちょうどいいタイミングでnoteに上げてくれたmiさんに感謝。

こちらディナーセットのヨーグルト(ブルーベリーソースがけ)とホットコーヒーでございます。
ヨーグルトも結構なボリュームがあって、お口直しというかデザートまでしっかり食べた感がある。
コーヒーは香りが口の中で広がりつつも軽めの好きな味。

美味しいカレーとデザート食べてコーヒー飲んだら、一日が終わる気持ちにくるまれたようだったが、このあとライブハウスに移動してライブを4組しっかり見た。

みなとまちを見ているとき、「ブランクなんて関係ないんだな」「いや活動期間が基本的にブランクか」「もはやブランクこそ活動」などと5秒くらい考えたが全体的に良いライブだった。
7曲レコーディング終わって、さすがに来年あたりに何かしらの形でリリースすることになるのだろう。これで出なかったら目も当てられない。

あと、こういう記事にするときに貼り付けられるネタがないから、過去の音源をYouTubeとかに上げたほうがいいとメンバーに本気でプッシュした。
みなとまちの音楽が手っ取り早く聴けるのって、ほぼ僕がiPhoneで撮ったライブ映像しかないのだ。
どうしてもボーカル埋もれがちの環境で「この曲が良かった!」なんて言っても、あまり彼らの良さが伝わらないだろうから。なんとかしてほしい。

この日はナツノムジナというバンドを初めて見て、とても良かった。
音の大きさは耳鳴りするほどじゃないんだけど、それ以上に気持ちのいい音圧を感じられるバンド。
それぞれのパートがパッションを持ちつつ、鳴らすべき音をしっかりと分かっている感じや、他のパートを前に出すために自分は引いていくタイミングなどが見ていて気持ちよかった。

終演後はそのままライブハウスで打ち上げ。
みなとまちメンバーや、その出身サークルまわりの人たちと盛り上がり23時過ぎまで。あのへんの人たちって本当に、波長が合うとしか言いようがない。
いつぞやは20人の打ち上げの中に僕だけ完全部外者で参加して、全然楽しくうっかり朝までいたこともあるし。

みなとまちには年内で会うかもあやしいけど、そんな感じの付き合いで10年経っている。今後もよろしくお願いします。

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keiichi
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