「勝手にふるえてろ」で、ふるえたハナシ
どうもこんにちは、bamiです。
先日、「キノマド」という自主上映グループが主催する映画の上映イベントにて「勝手にふるえてろ」を観てきました。
ちなみにキノマドさん、いつも少し変わった場所で上映を行っていて、
今回は江別 蔦屋書店さんで本に囲まれた空間で鑑賞することができました。
実は、この映画過去に1度観たことあるんです。
でも寝ぼけ眼だったもんで、うとうとふわふわした記憶でしかなくて。だから正直期待したほどじゃなかったな〜なんて思っていました。
今回改めて観れて、本当によかった。!!
恋愛ご無沙汰な時、全然経験無くて周りと自分を比べて意固地になってた自分と主人公のヨシカが重なって見えました。
頭の中であれこれ考えること、思うことがあったとしても、
それを相手に伝えたり、コミュニケーションをとったりするのが得意じゃないヨシカ。でも表面に出てこないだけで、本当のヨシカは半端なくチャーミング。
社会に自分を合わせることって疲れるし面倒くさい
自分を削るくらいなら、自分の世界で好きなことに触れていたい
とってもよく理解できてしまった自分。
でも
人と関わるのは面倒臭い けど 寂しい
ほっといてほしい けど 自分の話を聞いてほしい
1人でいるのは好き けど 誰かと一緒にいたい
あー、なんて人間って面倒くさいんだろうって思うんですけどなんか、愛らしくもなります。そんな自分でもまあいいやって思いながらなんとかやってます。
登場人物みんな少しずつ不器用なんだけど
エネルギーを少し相手に使うことで人と関わりを持ったり、気持ちのままに行動してみたり、気持ちを伝えたりすることで、いつもより少し世界を変えることができる。プラスもマイナスも含めて。
そんな姿をみていたら、殻から1歩踏み出す勇気って
やっぱり時には必要だよな〜なんて改めて思いました。
「勝手にふるえてろ」ヨシカのセリフ、格好良くて好きです。
何事もはじめては失敗するし恥ずかしくもなる
思うがままに行動しても思うようにうまくいかないこともある
優しさが優しさだって思えなくて捨ててしまいたくなることもある
そんな生きていく上でのいろんな要素を感じられて、
不器用バンザイ!振り切って生きていこう!って思える映画です。
松岡茉優さんの熱演と、渡辺大知さんのイライラする男役と(まんまと途中まで見るに耐えない男だなおい!って思っていました笑)、なんだかキラキラしている北村匠海さん。役者さんも素晴らしかったです。
原作のある作品なので、本も読んでみますね。面白かった〜。
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