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バレエの軸で踊ろう①

バレエ基本・軸のシリーズ

1・バレエの基本・軸を正しく学ぶ。

両足裏軸、左足裏軸、右足裏軸、3つの軸を知る・感じる・コントロール方法。

軸は、人間が地球上に住んでいる事で作られます。重力などの仕組み・物理学の話。

普通の人の生活している軸は、足先が前を向いている、前に歩く、事に力が加わるので、立っている時の軸は身体の前側に作られます。

バレエの基本・軸は、普段の軸よりも「後ろ」に作ると決められています。

その理由は、最も美しい場所・美しく魅せれるからです。

イメージするには、ポアントの先端と床から軸を作り、その上で立つ・踊るには、普通の軸では無いことがイメージできると思います。

バレエ基本・軸「後ろ」と言われても?

どれぐらい後ろなんですか?

ただ、後ろと言われると、どのぐらいって思いますね。

後ろになる理由は、足先がポイントです。

普段の生活では、足先は「前」を向いています。

その時の足裏は、個人差はありますが、土踏まずが浮いていて、足裏・かかとと全部を使って立っていると思います。

バレエは、足先を外側へ前から横へ開くと決まっています。

軸の始まりは、床と足裏です。

普段の軸は、床と足裏の甲から始まります。足先は「前」を向いています。

バレエの軸も、床と足裏の甲から始まります。足先は「外側」に向けています。

足先「前」の甲の軸が、足先「外側」へ向けることで、「後ろ」へと軸が移動します。

だから、バレエの軸は「後ろ」と言うことになります。

(^^)/ 足先の向きが違うので、軸が違うんですね。

イメージできてきました。足先と足裏か~

そうです。難しく考えないで足先の向きが違うので軸が「後ろ」なんだと素直に思って下さい。

足先「外側」なので「後ろ」に立つ・バレエ軸を作る為には、軸の基準を整えなければいけません。

普段の生活でも、足裏は正しく整った状態で使うことが良いと医学的に言われています。

バレエの基本・足裏の使い方は、普段の使い方とだいたい同じです。その使い方を更に極めて、器用に、使えるようにしていきます。

親指の付け根。

薬指の付け根。

かかと。

この3点を崩さないように、整えながら使う事が、バレエの軸を正しく作り、床を押す力の強化と繋がっていきます。

3点の足裏のバランスを整えて、床と足裏3点で軸を作れば。

その足裏の3点バランスの上に、足首から頭までを真っ直ぐに乗せると、バレエの軸の完成です。

バレエ基本・軸は、まずは真っ直ぐを作ることです。

真っ直ぐ軸を作れる・床を押す力が育ってくれば、顔・胸・上半身と、感情を入れて踊る・魅せる為に、軸から外していくレッスンをしていきます。

バレエ基本・軸ができていない、弱い、のでしたら、まずは真っ直ぐ軸を作れるようにしましょう。

(^^)/ 足首の3点、普段の生活でも足裏を正しく使って歩きなさいと、お医者さんは言っていますね。

まずは、足先「外側」に向けた状態で、正しく3点のバランスの足裏を作る練習が大切なんですね。

1番、2番、3番、4番、5番、6番、ポジションの時の足裏3点バランスが崩れないように、整えながらレッスン、プリエできるように、頑張ります!

バレエの足裏の大切なポイントを、理解してイメージできていますね。

バレエの軸は、全部で3つです。

両足裏

左足裏

右足裏

この3つの軸の上に、真っ直ぐ足首から上を乗せれるようになれば、バレエを美しく踊る為に基本が手に入り、強化されて成長していきます。

次に、両足裏、左足裏、右足裏の、軸を1つずつお話ししていきます。

両足裏

両方の足裏の3点バランスを整えて作った真ん中の床から軸が始まります。

1番~5番・6番全てです。

ですが、この両足裏を整えようと身体を使うときに、知っておかなければいけないことがあります。

(^^)/ え!両足裏の真ん中の床を作ればいいんじゃないの?

そうなんですが、全ての人間の身体の仕組みが少しズレがあると言うことを知っておいて欲しいんです。

(^^)/ え!全ての人間の身体がズレている??

人間の身体は、左右対象ではなく、左よりに心臓があることにより、上から下へと重力がかかると、背骨・脊柱が心臓付近で右へと側弯します。

その心臓付近の背骨の右側弯のバランスを、腰付近で左側弯する事で、真ん中へとバランスを戻します。

その次に、腰付近の左側弯のバランスを、右の骨盤・股関節周辺で、受け流します。

そのために、少し重心が右へと流れていく、流れやすくなっています。

そのために、両足裏の真ん中の床に軸を作ろうとしても、少し右へと流れていくんです。

だから、両足裏軸の時に、知らず知らずに、右足裏の体重の方が多くかかってしまいます。

バレエ軸、足先「外側」に向けると、この右へと流れていく力が大きくなります。

ですから、バレエ基本・両足裏軸を作るときは、少し意識をして、クセにしていくポイントがあります。

(^^)/ 人間の身体は、複雑にできているんですね。重力との関係もあるので、難しいですね(>_<)

身体の仕組みは難しいです。

ですが、難しく考えすぎないで、次の感覚を意識してレッスンしていくことで、身体が覚えていき、バレエを美しく踊るクセになっていきます。

両足裏軸のポイント

右に流れてしまうので、少し「左のかかと」を感じます。

左かかとと、床が、真っ直ぐに付いている。

その左かかとに少し、おへそを乗せてみよう~!

そう思いながら、意識しながら、1番~5番・6番ポジションで、プリエ、ルルベ、できるようにして下さい。

特に5番ルルベポジションの時、おへそを少し左かかとに乗せてみよう~って、身体を使ってみると、ピタッと止まることができます。

(^^)/ 少し左かかとに乗せてみよう~。。。

(^^)/ 本当だ!力を入れすぎて頑張らなくても、ピタッと止まれます!

(^^)/ なぜなんですか??

理由は、深くなりますから、バレエを教えるバレエ教師になる時に学んで下さい。

踊るバレリーナさんは、少し左かかとに乗せてみよう~!を意識してレッスンして、クセにすることを大切にして下さい。

左足裏軸のポイント

人間の左足裏は、普段の生活から軸・止まる脚として動いています。

バレエの左足裏軸を作るときも、身体が軸・止まる事に慣れて覚えているので、軸を作りやすい脚です。

ですが、普段の生活から軸・止まる脚として動かしていますので、床を押したり、体重を支えたり、するのには筋肉が弱い状態です。

ですので、バレエ基本、バーレッスンで意識して筋肉を強く動かせるように鍛えていく必要があります。

左足裏軸を鍛える時に、足裏で床を押す力を意識していきます。

バレエシューズの裏のソールを見てみると、床を押す力加減が決まっていることがわかります。

ソールは、指の付け根周辺に大きくあります。それから、かかと周辺に小さくあります。

指の付け根周辺で床を押す力「7」、かかと周辺で床を押す力「3」の割合です。

7:3で床を押すことで、ルルベにもなれるし、プリエもできる絶妙なバランスになっています。

7:3で床を押し、プリエ・ルルベ・タンジュなど、左足裏軸・床を押す力を鍛えていく事がポイントです。

左足裏の感覚・筋肉は弱いですので、7:3の力加減や感覚がわからないと思います。

わからないですが、続けていくことで身体が感じて覚えていきます。

焦らずのバーレッスン・日常の中で、探して使ってみましょう。

続けることが大切です。

右足裏軸のポイント

右足裏は、感覚も筋肉も強い足です。日常の生活でもよく使う足です。動く脚と言われています。

左脚=軸・止まる、右脚=動く、

それぞれ、得意な身体の感覚役割があるます。ですがバレエを踊るためには、得意な動きだけではなく、両脚が同じように動かせる事を求められます。

右足裏は、強く動かす事ができる脚ですので、足裏を器用に使って床と足裏で軸を作り、バーレッスンで整えながら鍛えていきましょう。

右足裏は、意識して使い続ける事が大切です。

右足裏軸で最も大切な事は、両足裏軸の時にお話ししました。「右脚に流れる」身体の仕組みをコントロールする方法です。

右軸を作りコントロールするのは、とても難しいです。プロのバレリーナでも言っています。

右足裏は強く動きやすいのに、左寄りに心臓があり、右骨盤・股関節が右に流れる身体の仕組みによって、右軸は真っ直ぐ作ることが難しいんです。

(^^)/ 右軸は、真っ直ぐ作ることが難しい?

(^^)/ そう言われると、右脚を上げる時よりも、左脚を上げる方が上がりません。

(^^)/ この理由は、左脚を上げる筋肉が弱いんじゃなく、右軸が右に流れて真っ直ぐ作ることができていないからなんですね!

そうです!右軸の骨盤・股関節周辺が右に流れて、膝を少し曲げ、ねじれて崩れて軸がないから、力・筋肉だけの状態です。

他の踊り、スポーツ、格闘技などでは、正解の使い方ですが、バレエの正しい身体の使い方ではなくなります。

右脚軸を、真っ直ぐ美しく作るポイント

右脚軸は、右骨盤・股関節周辺が右に流れます。

ですので、右骨盤・股関節周辺が右へ流れないように使う・コントロール方法を学び、意識して使いレッスンを積み重ねて、身体が覚える事が大切です。

右骨盤・股関節周辺のコントロール方法

簡単にイメージして下さい。

右に流れるとわかっています。ですので、自分で左に動してみる。

この意識と感覚を、身体に覚えさせてクセにする!

「お尻をしめなさい!」

「股関節から開きなさい!」

この言葉は、右骨盤・股関節周辺をコントロールする為にある言葉です。

右へ流れる=右のお尻をしめて左へと動かす。股関節を開くようにして、左へ動かす。

床と足裏から、真っ直ぐ縦へと軸を作ります。

左へとお尻をしめて、股関節開く事で、自分自身の体重が、足裏のかかとへ重たくなっている事を感じれれば、右軸の完成です。

右軸は難しいです。

文章だけでは伝えれないかもしれません。写真や動画でお伝えできればと思っていますが、それでも難しいと思います。

自分自身の身体で1度でも感じればわかります。

(^^)/ そうですね!私でも、バレエボディトレーナー・いむさんに教えてもらったらわかりました。わかれば簡単です。

(^^)/ あとは、身体が覚えてクセになってくるまで、いむさん一緒になってレッスンしてくれます。

(^^)/ 続けて、積み重ねれば、センター、トゥシューズ、バリエーション、舞台でも、右軸をコントロールする事ができるようになります。

続ける事!積み重ねる事!

これが大切です。いつでも応援します!

(^^)/ これで、3つの軸の正しい使い方・コントロール方法を学び、レッスンする事ができるようになりました。

バレエボディトレーナー・IMURAへお越しください。わかりやすくお伝えさせて頂きます。

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バレエの身体の正しい使い方・踊り方

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代表:井村 督

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