バレエの甲と足首の秘密!
バレエの甲と足裏と足指の使い方を学ぶことがバレエの基本!
バレエを美しく踊る時に、一番大切な身体の部位は何処だろう?
バレエボディトレーナーとしてバレリーナを応援して言えることは、足裏・指・甲の使い方が一番大切だと言えます。 足裏・指・甲の使い方が上手なバレリーナ・ダンサーは、みんな美しく踊ります。
足裏は、床に対して唯一付いて押すことができる身体の部位です。この足裏の使い方次第で美しいバレエの軸になるか!ならないかが!決まってしまう程の大切なポイントです。
足裏・指・甲の使い方は、バレエの身体の使い方の基本①と言われています。
日本では、3才頃~バレエを習うことが多いです。8歳までのバレリーナさんは、まだ足裏・指・甲の使い方、バレエの基本①を学ばなくても大丈夫です。 それよりも美しいと感じる事、美しいバレエを見て憧れる気持ち、自分の身体を使って曲と共に動かして楽しむ、バレエと言う芸術を知り・感じる・好きになる事が大切な時期です。
日本のバレエ界は、全体的に早い時期からコンクールでバリエーションの形を作る流れになっています。 身体の成長、バレリーナになる為の成長には、絶対にお勧めはしません。
バレエの成長は、とても長い期間かけて行きます。身体の成長、心・感性の成長、素晴らしい人間・バレリーナになる為の成長です。 決して急がないで、素敵な芸術家のバレリーナを目指して欲しいと思います。
特別レッスンページを読んで頂いているのは、お父さん・お母さんだと思います。
コンクールは、点数を付けて結果がでますので、理解しやすいと思います。ですがバレエを踊ると言うことは、点数を付ける事はできないものです。 バレエを踊る・日々レッスンすると言うことは、素晴らしい人間に成長する為の、一つの方法だと言うことを知って欲しいと思います。
バレエは、人のために踊るものです。 バレエは、人の事・周りの事を大切に考えて、舞台の上で合わせて踊り舞台を創っていきます。トップになって踊っていても、周りで一緒に舞台を創っている人の事も大切に考えて踊ります。バレエは、観て下さる人のために一番美しく踊ろうと考えるものです。
舞台で踊ることができる準備をして下さった人、サポートして下さった人を大切に思い躍る心を持っているのがバレリーナです。 礼儀を知り、挨拶ができ、笑顔で話ができる。全て当たり前なことをレッスンと共に教わり身に付けるのがバレリーナです。
そんな素敵なバレリーナさんに成長する為じ、バレエを学ばせて欲しいと思います。 バレエボディトレーナーとして、心からお願い致します。
これから先、足裏はどのように使えるようになり育てていかなければいけないか?
簡単にお話します。
9歳~11歳のバレリーナさんは
バレエの身体の使い方・バレエ基本① 足裏・指・甲の使い方を、学び・コントロールできるようにレッスンしていく時期です。 足裏・甲などの身体の仕組み・解剖学は、特別レッスンでイメージしてもらいました。
その身体・骨のイメージを思い描きながら、使い方を学んで下さい。 この時期に足裏・指・甲の意識とコントロールが出来ていないと、バレエの踊りを育てる事が難しくなってしまいます。
次の年齢で挽回すれば良いのですが、出来ればこの時期で身に付けたいですね。 焦って無理に、コンクールのバリエーションの練習に入ると、美しくバレエを踊る基本①が手に入らなくなり、美しく踊る為のイメージを育てる事ができません。
感性・芸術の事ですので言葉にしにくいですが、この時期、とても大切です!
12歳~15歳のバレリーナさんは
足裏・指・甲の使い方を理解してレッスンできていると思います。この時期は身体が成長して変化していると思います。
変化している身体を美しくコントロールしてバレエを踊るために、足裏・指・甲の使い方を復習していきましょう!
この時期、焦らないでじっくり進んで欲しいと思います。
16歳~19歳のバレリーナさんは
身体の成長・変化にも慣れてきたと思います。ここから、筋肉・骨・靱帯と強く鍛えて行きましょう!
もう一度、足裏・指・甲の使い方を確認して、床を強く押す・コントロールできるように鍛えていく時期です。
この時期に、強く鍛えることで、この先のバレリーナとしての踊りと身体を美しくしてくれる事を知って欲しいと思います。
20歳~のバレリーナさんは
大人としてバレエを踊る為の身体と心が出来てきたと思います。 足裏・指・甲の使い方も出来ているでしょう!強くもなっていると思います!
この先、バレエを踊り続けるために必要な基本①ですので、大切に意識して使い続けて欲しいと思います。
大人からのバレリーナさんは
いつまでもバレエを踊るために必要な足裏・指・甲の使い方です。 正しく理解してレッスンの時、時間があるときに自宅で、コントロールできるように練習して欲しいと思います。
少しずつでもいいです! 続けることが、美しくバレエを踊り続ける秘訣です!
足裏の使い方 足の裏は
床に対して押す、軸を作る為に使います。
床は動きません。
ですが踊ろうとするとバランスが崩れてしまいます。
バレエを踊るときの基本・ルール、美しく踊るためには、このバランスの崩れを整える事ができる部位が決められています。
それが、足裏・指・甲です。
なぜなのか?
それは、足裏以外はバランスを取るために動かしてしまうと美しくなくなるからです。
振りが決められているのがクラシックバレエです。
その振り・手や足先・腰や胸・頭や顔などを振りを置いておいてバランスを整えるために使ってはいけません!っと決められているのがバレエです。
足裏・手・甲は、バランスを整えるために、常に動かしても見えないので使いなさいと言われています。 不思議なことに感じるかもしれませんが、人間の身体はキープ・止まることは出来ません。
常に動き続けています。 バレエを踊るときに、足裏を使って軸を作り続ける・動かし続けていると、それ以外の体身体の部位は、動かさなくても良くなります。
美しい決められたらふりを踊る事が出来るようになります。
だから、バレエの基本①として一番大切です。
最も意識してコントロールでき、強くあり続けなければいけない部位です。
スポーツ選手、アスリートよりも、強い部位なんです!
バレエを美しく踊る為に最も大切な、 足裏・指・甲の使い方 足の裏は
床に唯一ついている身体の部位です。足裏はバランスを保つ為に、押したり、掴もうとしたりして使います。
どの様な状態のバランスへ保つことがよいのでしょうか?
一番、足裏のバランスがよく、床を最大限に捉えて押すことが出来る足裏のポジションは!
親指・付け根、薬指と小指・付け根、かかと、この3つの三角形バランスです。
土踏まずは、床から浮いている状態です。
この3点の三角形バランスを保つためにトレーニングして鍛えていき、三角形バランスが絶対に崩れない強さを作る事を目指すと良いのでしょうか?
実は、そうではありません!
この3点の三角形バランスを絶対に崩さない為に、いくら筋肉トレーニングしても、人間の関節は止めることは出来ません。
止めるのではなく、最初から三角形バランスは、動き、崩れると言うことを知った上で、 崩れたバランスを、自分自身の意識・コントロールをして、3点の三角形バランスへ戻していくレッスン・トレーニングをしているのが、 バレエの身体の使い方・基本①です。
バレエを踊っている時、足裏・指を使って床を押したり掴んだり、コチョコチョ、ゴソゴソと動かし続けています。
甲も足裏・指と同じように床を押したり掴んだりしているときに、甲を出してみたり、引っ込めてみたり、ゴソゴソ動かし続けています。 指は曲げてはいけないと言われますが、曲げたままで何もしないがダメだと言うことです。
曲げてでも床を押すことで、3点の三角形バランスへ戻すことが出来るのであれば使って下さい。
足裏の土踏まずも、立っているときに土踏まずへ内股になった状態で床に付いていることはいけません。ですが、土踏まずを使って床を押し、3点の三角形バランスへ戻すことが出来るならば使って下さい。
かかとも、今まで使った事がない足裏の場所も、3点の三角形バランスへ戻せるのであれば、全力で使って下さい。 全力で戻しても、3点の三角形バランスは、また踊っていると崩れてしまいます。
そしたら踊っている間に、何度でも何度でも、三角形バランスへと戻して下さい。
足裏の三角形バランスは、絶対にキープ・止めることは出来ません。 踊っている間、ずっと崩れてきます。
だから、ずっと自分自身でコントロールし続ける、動かし続ける事が、ポイントです。 足裏・指・甲の使うタイミングは、崩れるから動かすのだと遅いです。
崩れる事を理解した上で、自分から崩れる前に動かしていく事が重要なポイントです! このポイントが、 バレエを美しく踊る為の基本①です。
この基本①の足裏・指・甲を自分から使う事は、レッスン中・踊っている時、すぐに忘れてしまいます。忘れない、考えなくても三角形バランスを作る身体にする為に、使い続けていく大切なポイントです!
ここまでは、理解できましたでしょうか?
それでは、なぜ?崩れる前に自分から動かす事が大切なポイントなのでしょうか?
それは、身体がバランスを保つ方法が、大きく分けて2つあるからです。
1つ目のバランスを保つ方法
この方法が一般的です。日常生活、スポーツ、バレエ以外のダンス、新体操、フィギアスケートなどのバランスを保つ方法です。 足裏が床にある事は同じです。軸の始まりなのも一緒です。
ですが、動いた時にバランスが崩れたら、足裏以外の部位・筋肉や関節を使ってバランスを戻す・保とうとする方法を行います。
バランスが崩れた瞬間に、手を動かしたり、肩・胸・頭を動かしたり、片足で立っている場合は、床から浮いている側の脚でバランスを保とうと動かしたりする方法です。
クラシックバレエを美しく踊る為・魅せる為のルールが歴史的に決められています。古典芸術です。 振付、曲、衣装、舞台での方向、照明、舞台イメージが歴史的に創られ、伝統的に決められています。
振りが決まっているので、手を挙げる場面でバランスが崩れたから、手を挙げることを止めて横に広げてバランスを保とうとしてはいけないと、バレエの世界・ルールで決まっています。
2つ目のバランスを保つ方法
バレエのバランスの保ち方です。1つ目の方法でバレエを踊ってしまうと、伝統のクラシックバレエ・古典作品の踊りと違う動き・振りに見えてしまいます。
手・肩・顔・脚などを使ってバランスを保ちたくなるのが身体の第一の反応・使い方ですので、簡単な事なのですが、 美しく見えません!
バレエは、美しく踊る・魅せる。それがバレエです。
芸術的に美しく踊り魅せる。 そのために、足裏・指・甲を自分から動かすことで、決められたら振付を踊るための、手・肩・顔・脚・腰を使ってバランスを保たずに踊るから美しいと言われています。
身体の自然な反応・1つ目の方法をしないようにすることが、美しく踊れる基本①と言うことです。だからバレエを美しく踊ることは、とても難しい事なんですね!
バレエボディトレーナー・IMURA
バレエの身体の正しい使い方・踊り方
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代表:井村 督
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