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一人旅のすゝめ

私は旅行が大好きである。日々仕事場と家の往復で同じ景色ばかり見ている中、全く知らない土地に行き、まだ見ぬ景色を見ること、普段食べない地方の郷土料理を食べること、至福でしかありません。

自分の旅行の大半の目的は、Jリーグのアウェイ遠征です。一見サッカー観戦となると、友達が一緒にいそうというイメージですが大半は1人観戦になります。(誰も着いてきてくれない…)一人旅を初めて行ったのは2017年の静岡。当時はまだ高校生2年生。体育祭休みでたまたま平日休みで、ルヴァンカップの試合があったため1人で清水まで行ってきました。翌日は体育祭だったので高校生ながら終電で帰ってきた日帰り一人旅になりました。

清水の市場で食べた海鮮丼
初一人アウェイ遠征は負けました

大学生になってからお金と時間を手に入れ本格的に一人旅を始めるように(誰もいないため)なりました。国内は色んなところを訪れ、初韓国も1人でした。

最初は一人旅少し寂しいなって感じで若干の躊躇いはあったものの、今は躊躇なく一人旅を楽しめています。
そんな自称「一人旅のプロ」が一人旅の良さを全力で伝えていきます。

良さ①:誰にも文句言われない旅程が組める

これが一番の良さだと思います。やはり誰かと一緒の旅行だと旅程で多少揉めることはあると思います。
しかし1人だと文句を言うのは己自身。つまり好き勝手な旅程を組めるわけです。
例えば自分は朝ごはんは要らないのでチェックアウトギリギリまで寝てたいけど、朝食食べたい人がいたり、朝から行動したい人がいたり。
主要な観光地を回りたい人もいれば、自分みたいに2時間かけて移動して秘境みたいなところを観光したり。

例えばこんな移動耐えれますか?

そして自分は旅行の醍醐味は歩くことだと思っているので、何時間歩いても文句言われません!

真夏に鞍馬駅から貴船神社まで4時間かけて歩いた

旅程に関してはストレスフリーで、自分のしたいことを全力で楽しめることができます。

良さ②:観光先を集中して楽しめる

どうしても誰かと行くとお喋りがメインに気を取られ、訪れた先の印象が薄くなってしまうこともあります。しかし1人だと目の前の観光地に目を向け楽しむことが出来ます。
例えば建造物や景色を詳しく観察したり、この先はどうなっているんだろうと深掘りしてみたり、海とか景色を見ている時はぼーっと眺めて心を安らげたり。
誰か一緒に行くのも楽しいですが、一人で行くと訪れた場所についてより素敵な場所を見つけられるかもしれません。

渥美半島の海は本当にずっと眺められた

良さ③:旅行先の宿泊先・ご飯に拘れる

旅行の中で宿泊先とご飯については特に大事な項目だと考えています。ここに関しては少しこだわりが強いので、ここも1人だと自分の好きなように決定できるので良い点です。
例えば宿泊先は、大浴場、出来たらサウナ付きが良いところが良くて、バストイレ一緒なのは嫌なタイプです。(トイレと洗面台一緒なのも本当は嫌)となると少しお値段は高くなるのですがここは譲れないところです。(誰かと行く時もこれはよく許してくれますが)

私の願いを叶えてくれるドーミーインこそ最強

またご飯についても、その土地の郷土料理や産地として有名なものを食べたいなと考えます。ここはお金をかけても良いと考えていて、少し値段が張っても楽しみたいと考えます。
またご飯についてはその日の気分というのもあるので、食べたいものを気分で決めれるのも良いなと思うポイントです。

静岡来てさわやか行かず、豚汁行くような人です

宿泊先やご飯はなるべく安くとか、違うこだわりがある人と旅行行くってなるとかなり大変かもしれません…笑

良さ④:計画力が付く・土地に詳しくなる

一人旅となると自分で旅程を計画することになります。旅程の計画を失敗すると目的の場所に行けなかったり、帰りの電車や飛行機に乗り遅れたり大変な思いをします。自分も何回か失敗してきました。
しかし慣れてくると旅程を組むのが楽しくなり、無駄のない良いスケジュールが組めるようになります。この計画力は旅行だけでなく、社会に出ても役立つ力だと思うので、特に学生の皆さんには学生時代に何度か一人旅をして計画力をつけるのもありかなと思います!(自分は自己PRに計画力について書いてました。)
また、一人で行くことにより地図をめっちゃ見ることになります。笑
降りる駅の名前や、訪れた場所の名前、周辺に何があったか一人旅の方が結構鮮明に覚えているものです。せっかく知らない土地に来ているので訪れた場所について目だけでなく心にも刻んでみてください!

注意点①:やはり寂しいと感じることがある

楽しい旅行、美味しいものや訪れた場所の感想はどうしてもその場で共有したくなります。しかし一人旅だとその感想は心を思い止めることになります。一人旅は知り合いと話すことは無いので、誰かといたらなぁ〜って思うことはまあまああります。
自分は感想を独り言でブツブツ言っていたり、SNSで共有したりしていたらそんな風には思わなくなりました。
もし誰かと来たいと思ったらまた誰かを連れて来れば良いのです!

注意点②:1人だと入りずらい、目線が気になるところがある

ここは自分もまだ気にしちゃうところです。例えばユニバなどテーマパーク系は1人ではまだ自分も行けないです。
飲食店も一人で入りやすいお店はたくさんありますが、お好み焼き屋さんや高そうなお店など1人だと入りづらいお店はたくさんあります。
自分は旅館に1人で泊まった時、食事会場でみんな連れがいる中一人で食べた時はさすがに目線気になりました。

旅館ご飯は部屋食がいいなと感じた当時

これに関しては慣れが解決してくるか、強いマインドを持つことが大事なので勇気を持って1人で入ってみましょう。ただ、1人で入れないお店も存在してるので注意。(韓国のサムギョプサル屋さんはひとりじゃ入れんと断られました…)

以上、自分が一人旅をしていて思うことです。
一人旅、ハードルが高そうに見えて1度やってみたら案外楽しいものです。ぜひ1度挑戦してみてください。
こんな記事を書いていたらまた一人旅したくなってきたので、来週旅行でもしようと思います。

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