2024/04/09 その男、見覚えあり

おはようございます。眠たいですね。
昨日の日記にも書いたが、23時頃にやたらと眠たくなり、気づけば2時ころまで眠ってしまっていた。
そこから起きて、日記を書いてネタの書き直しをもう一度行った。毎月毎月同じように悩み日記になる。これはドキュメンタリであるのだから仕方が無かろう。

8時ころまで起きていて、2時間ばかり眠らせていただいた。眠らなければいい漫才はできないからである。なんとか起きて、支度をして、13時ころに家を出発する。さっきまで、強い雨と風が大騒ぎしていたので、それなりの覚悟と傘を持って家を出た。自宅の集合住宅を出たところで傘を開いてみたのだが、歩いている人たちは傘をさしていないことに気付いた。確かに雨はやんでいるっぽい。今日は結局、傘をさすことは無かった。ささない傘を一日中持ち歩くのは、相当な面倒くささがあった。すこし話を飛ばして、今日のライブの後の帰り、22時前の電車では、傘を持っている人が見当たらなかった。そこから読み取れたのは、22時ころに帰宅する人というのは家を出るのが午後からだということだ。これは大発見である。
我々、貧乏暇なし人間は朝に家を出ようが昼に家を出ようが、帰りは22時を過ぎるのが常である。貧乏人は足かせこそされないが、傘でもって片腕を制限されるという苦役を被るのだなと思った。貧乏が憎い。

14時過ぎに新宿のライブ会場へ到着する。まだ誰も来ていなかったので、時間を間違えてしまったのかと思ったが、ただ誰も来ていないだけだった。
会場の中に入り、皆様へ挨拶をしたところで、一人の新入社員の男性がお声がけくださった。「??です。よろしくお願いいたします」と名前がうまく頭に入ってこなかった。それは私が、新人の名前なんて覚えてたまるかと、仕事の出来でもって俺に名前をおぼえさせろよ、ということではない。
一目見た瞬間に、ありゃこいつぁ見覚えのある顔だなと脳が過去の記憶を手繰り寄せるモードに切り替わってしまったからだ。顔がどうみても、元マセキユース、元漫才協会、シンプソン ゴリ山口さんだからだ。

ゴリ山口さんはお笑いをやめて以降、消息不明とされていたのだが、ご縁があってマセキ芸能社の社員となったようだ。へ~。そんなことあるんだなあ。ウルトラC案件である。
タレント事務所の会社員というのは、今や憧れの職業とも言われているとかいないとか。タレント事務所でマネージャーになりたい、なるための専門学校まである時代だ。ゴリヤマさんはその専門学校も行かずに夢のドリームをゲットしたのだ。お笑いで鍛えた胆力で、社会人として最後まで(つまり老衰まで)頑張っていただきたい。

時代錯誤と言われようが、ゴリヤマさんのご家族も安心されただろうなあ。頑張って育てた子供にお笑いでふらつかれてたらたまったもんじゃあないですよ。お笑いなんて売れてようが売れてまいが、みんな親不孝もんだね。
でも、親のために生きているわけではないというのが今の一般的な社会通念であろうから大声ではいわない。ここに小声で書いておいた。

人は親のために生きているわけではないが、人を心配させるというのは多少なりとも罪であることよ。
ひとまず、ゴリさんには今後ともよろしくおねごりしますとお伝えした。

ほどなくして、お笑いライブである。平日のこの時間にお客様が集まるはずもなく、少し寂しい感じであったが、ご陽気なお客様で素敵な漫才ができた。お客さんが一人でもいればネタをやる、何人の前だろうが今できる一番のものを出し、楽しんでもらいたい。これがお笑いのあるべき姿と思っている。なので、誰も来なければやらんくてすむという意見もある(もちろん冗談である)。
昨今、冗談を言っても、それは心理学的見地から、まったくもって思っていないことをひとは言えないというどこの科学だよというのを持ちだし、つまりは冗談とは冗談を隠れ蓑にした本音だろうと糾弾する人がいるとかいないとか。
最近みのもんたさんを見かけない。これが本当のかくれみの。

ライブをやって終演。そしたら開演、終演と駆け抜けた。その間に何か面白いことがあったかなあと思い出そうと思ったのだが、これといったこともなかった。めろんぱん稲倉さんがずっとおしっこをしたがっていた。これは比喩的なことではなく、リアルにおしっこをしたがっていた。

私のトピックとしては、お腹が空いたのでケバブを食べようと、二つ購入して二つ食べようと思ったのだが、一つでとんでもなくお腹がいっぱいになってしまった。老化現象である。家に持って帰ってまだ食べていない。
そんな一日だった。漫才はいい感じっぽかった。良い感じなのか。とりあえず、思ったことをじゃんじゃんしゃべったのだ。賞レース漫才ではないな。

電車に乗って帰宅する。駅の近くのファミリーマートでジャイアンツデザインの靴下を買った。これは今後、東洋館で履けれたら履こうと思う。衣装代として経費計上させていただきます。

今日面白いと思ったことは「お笑いが事務所の社員。プロやきゅ選手が球団職員になるみたいなことか。これもかなり狭き門だから、ゴリヤマさんはすごい。」

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爆弾世紀末藤崎「善いスキャンダル」
こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。