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2023年12月の記事一覧
【a-259】悪徳の輪舞曲 中山七里 著 読書メモ
オーディブル。
御子柴礼司シリーズ。
めちゃくちゃ面白い。
死体配達人ソノベ ケンイチロウの母親が保険金目的で再婚相手を殺した疑いで逮捕された。このソノベケンイチロウは御子柴のかつての名前。つまり実母。依頼人は妹。数十年ぶりに再開し弁護することに。
冒頭で母親視点で殺人をする描写があり、読者視点では殺人をしたことは間違いないのでは?という所から始まる。
その中で無実の主張を通すために東奔西走
【a-258】京都寺町三条のホームズ20 望月麻衣 著 読書メモ
オーディブル。
国立博物館のインターンに行く話やエンショウのデビュー話やら。
最後に卒業したら結婚する約束までしてしまっていつまで続くの??という感じがいよいよ。。面白い謎解きも少なくなっててちょっと物足りない。
【a-257】ふしぎ駄菓子屋銭天堂13 廣嶋玲子 著 読書メモ
オーディブル。
銭天堂を調査する研究所の正体が明らかになってきた。
正直、紅子も何気に悪どいので中々どっちが悪いとは思えず、どうなるのかなという感じ。
中々長引かせてる感じ、どう終わるのかな?
【a-255】なるへそ 池井戸潤 著 読書メモ
オーディブル。
すごーくショートな短編。
池井戸潤さんはあまりにも著名で面白いことも間違いない作家さん。個人的に勧善懲悪ものは好きだし痛快で怒涛のストーリーも好きなんだけど、終わり方がサッと閉じる感じがなんかいつも不完全燃焼になってモヤモヤするなぁという感想があり、最近あまり手を出していない。
そんな中の短編。
ある趣味の集まりとして飲み会が定期的に開かれ、そこである人物の持ち込んだ謎をみんなで
【a-254】恩讐の鎮魂歌 中山七里 著 読書メモ
オーディブル。
御子柴礼司シリーズの続き。
前作にて、自身が猟奇殺人を犯し少年院に行った過去が公になったことで、世間のからの目が変わってしまい様々苦労する所から始まる。
そんな中、唯一の恩人、少年院時代の恩師印南が殺人を犯し、捕まってしまう。
尊敬する印南がそんなことをするなんて信じられないため、早速弁護するべく動くが接見すらできない。
御子柴の有能さに対し、印南は自分はありのままの罪を償いた
【a-253】ハサミ男 殊能将之 著 読書メモ
オーディブル。
ミステリーもの。
精神疾患者の殺人鬼視点、何故か次のターゲットに対し先を越されてしまう。
誰が自分のターゲットを殺したのか?部外者には持ち得ない情報を元に探索していく。
この主人公はとある零細出版社のアルバイト。かなり容姿の良い女性。聞き逃しだと思うが、外から見ると違和感のある服装を選んでいるらしく、また、自分が人に好まれる可能性が頭に浮かばないほど自分に無関心。
解離性人格障
【a-252】城郭考古学の冒険 千田嘉博 著 読書メモ
オーディブル。
これは、オーディブル内で積読になりかけていた本なんだけど、いざ聞いてみてるとめちゃくちゃ面白い大作ですごく良い本。
自分がもう少し城に興味があったら鼻血出るタイプの本だと思う。
考古学というと、ここ数年エジプト考古学者の河江先生がYoutubeで面白い動画をたくさん上げてくださってるので、自分自身はエジプト史をほぼ知らなかったけど、少しずつ興味が湧いてきている(一応、ギザのピラ
【a-252】変わる相続贈与の節税 週刊東洋経済
オーディブル。
この号は中々面白かった。
自分は金融とか税のリテラシーはかなり低いと思う。そして特に資産があるわけでもないので考えたこともない世界の話だったけど、これまでそんな感じで税金対策とかされてたんだってことと、それができなくなるのね、ってことが面白かった。
正直、持つものと持たざるものというのは無くならないだろうけど、少しでも相続税が持たざる者側の努力家に回るような社会になると良いなと
【a-251】死神の精度 伊坂幸太郎 著 読書メモ
オーディブル。
伊坂さんの本はすごく久しぶり。ゴールデンスランバーとか何冊かは読んだことある。
(どこかのメディアで見かけた政治思想が...て感じなので若干敬遠してたところあり)
本の雰囲気は知念さんの小生のホスピスなどに犬型の死神が現れる内容と結構似ていた。
この本では人として現れていた。
短編的に様々な人の生死を判断していくストーリーだが、最後には途中で出てきた人物が締めとして登場していた。
【a-250】ふしぎ駄菓子屋銭天堂12 廣嶋玲子 著 読書メモ
オーディブル。
続き。
また、銭天堂周りで暗躍する人物が現れた。
銭天堂は副作用が強すぎてやはり良い店なのか怪しい気もするけれど、そのお菓子が作り出す悲喜交々が逸れてその人物にフォーカスがあたるとちょっとつまらなく感じる。
幸運のお客様というのが、宮沢賢治の注文の多い料理店の客にも見えてくる。
今回、初詣の出店にまで出店してて、それは面白かった。
【a-249】戦物語 西尾維新 著 読書メモ
オーディブル。
まだ続きがあるのは知らなかった。
アララギくんと戦場ヶ原さんが入籍し、多忙の2人のハネムーンの話。
まさか戦場ヶ原に行くとは。
自分が地元栃木県なのもあり、ちょっと嬉しい話だった。
殺生石が割れたタイムリーな話題や東照宮、二荒山神社、そして戦場ヶ原。
戦場ヶ原は結構好きな場所で、日光の林、森を抜けてパッと広がる視界が新鮮で良い。
行ったことない人には行ってみてほしい場所かも。あ
【a-248】世界史の構造的理解 長沼伸一郎 著 読書メモ
オーディブル。
これもメモするまでにかなり間が空いてしまっていて記憶が薄れているんだけど、かなり面白い本だったことだけこびり付いている。
多分、こう忘れてしまうくらいならテキストできちんと読んでじっくり定着させたかった。
あとでまた聞きたい。
キーワードは理数系武士団。
文化文明国家の隆盛と衰退の起爆剤となるのが理数系武士団という示唆。
様々な危機において日本は底力を発揮して自分達も驚くほどの成
【a-247】呪街 警視庁異能処理班ミカヅチ 内藤了 著 読書メモ
オーディブル。
なんか、化物語シリーズのアララギくんが就職した警察の怪異向け部署に似ている。
作家が吸血鬼の話の怪異向け部署は小所帯なので少し違うか。
街に起こる怪異を怪異と気づかせないよう辻褄を合わせる役割の部署。
都会のエアポケットのような幽霊アパートや鬼畜野郎を狙う殺人鬼などなど。
本としては面白いと思う。
ちょっと体調悪い時期に聞いてたから、あたり記憶に残ってないけど。
【a-246】希望荘 宮部みゆき 著 読書メモ
オーディブル。
杉村三郎シリーズ4作目。
杉村さんが離婚して今田会長と離れてストーリーが続くと思わなかったくらいこの巻から話の成り行きの構造が別物になったように思う。
新たに探偵にジョブチェンジし、事務所を開設し、そこで新たな人間関係を築きつつ、舞い込む事件を解決していった。
一人暮らしのおばあさんが前触れなく死んだことになった話や東日本大震災に巻き込まれたらしいアンティーク店の店長を探す話な