【a-255】なるへそ 池井戸潤 著 読書メモ
オーディブル。
すごーくショートな短編。
池井戸潤さんはあまりにも著名で面白いことも間違いない作家さん。個人的に勧善懲悪ものは好きだし痛快で怒涛のストーリーも好きなんだけど、終わり方がサッと閉じる感じがなんかいつも不完全燃焼になってモヤモヤするなぁという感想があり、最近あまり手を出していない。
そんな中の短編。
ある趣味の集まりとして飲み会が定期的に開かれ、そこである人物の持ち込んだ謎をみんなで考え、マスターが安楽椅子探偵してしまうという話。
なんか昔こういう感じでバーで人の話に聞き耳を立てるようラジオ番組がTokyo FM系であったようなとか思った。
この本はバーじゃないけど。
なんか凄く良い分量と良い日常系ミステリーという感じだったので、是非他にも書いて欲しいと思った。
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