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【a-248】世界史の構造的理解 長沼伸一郎 著 読書メモ

オーディブル。
これもメモするまでにかなり間が空いてしまっていて記憶が薄れているんだけど、かなり面白い本だったことだけこびり付いている。
多分、こう忘れてしまうくらいならテキストできちんと読んでじっくり定着させたかった。
あとでまた聞きたい。

キーワードは理数系武士団。
文化文明国家の隆盛と衰退の起爆剤となるのが理数系武士団という示唆。
様々な危機において日本は底力を発揮して自分達も驚くほどの成果を上げてきた。それがある意味日本人のプライドとしてある気がする。
そういう想定される成長範囲を飛び越えた力発揮は、個々で活動してた理数系の人々が国のため組織のためと集結し、独創的な価値を発揮したものだったという話。
ただ時間が経過すると、その独創的な価値発揮に対して官僚的な統制がかかり、弱まって普通になってしまうとのこと。
戦国時代や幕末や戦後などがそのあたりの例だと思う。

解釈として新鮮で面白かったので、また深く考えてみたい。

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