見出し画像

膠原病確定

一週間後、検査の結果を聞きに整形外科へ行った。
「検査の結果だけど、やはり膠原病だったね。二年前より検査の数値が少し悪くなってる。関節が痛いって言ってたよね。今のところリウマチの因子は全くないんだけどね。白血球の値が10000超えてるね。」と先生が話す。その時にも細かい説明は受けたけど、「血沈が、CRPが…」と言われても頭の中は大混乱。

仕事柄、多少病気についての知識はあったが、いざ本人がなってみると「?」な状態。
幸いにも整形外科の先生がリウマチを専門にしていたので、先生に頼んで簡単な説明をしてもらった。

膠原病と言うのは自己免疫疾患である。
自分自身の免疫が自身の身体や組織を異物とみなして攻撃してしまう病気である。
リウマチを含めて様々な種類の病気がある。
掌蹠膿疱症も膠原病の一種である。

私の場合は身体に痛みが出ているだけでなく、白血球値が常に高いため、身体のどこかで慢性的な炎症が起きていて、「掌蹠膿疱症」だけではなく併発している病気があるかもしれない事。

その病院には週一回、膠原病内科の先生が来ていると整形外科の先生から話があった。
整形外科の先生が外来予約を取れるようにその場で手配をすると話してくださった。

この時点で2020年3月、職場内では既に人事異動が決まっていた。
私自身に異動はないものの、4月はなかなか休めないとわかっていた私は、一番早い時期の4月下旬、ゴールデンウィークの手前で外来を予約する事にした。

病院の裏手には見事な桜並木がある。
診断を受けた日には桜が咲いていたのだけど、花の色が心なしかグレーに見えたような気がした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?