症状再燃

2020年7月、膠原病内科への三度目の外来となった。

私はこの病院では婦人科、精神科にも定期外来があった。
フルタイムの仕事をしていて、何度も休むのは休暇数の問題もあり気が引ける。
幸いにも膠原病内科の外来が全部同じ日にあるため、各科の主治医にお願いをして全ての外来を同じ日の午後に合わせた。こうすると、月に一回午後休むだけで何とかなる。
午後一番で病院へ入り、血液を3本から4本採取、その間に精神科と婦人科を回り、外来を待つ。

免疫抑制剤を服用開始して二ヶ月。全身の痛みだけが少しずつだが出始めていた。夕方になると特に痛みが出るようになってきた。また、薬の休薬期間前になると特に痛みが出やすくなっていた。

三回目の診察で、私は主治医に身体の痛みがまた出てきた事、休薬期間前に痛みが出やすい事を伝えた。

主治医からは血液検査の値のうち、前回より炎症値が高くなっているとの話を受けた。
また、今回は白血球値が高い事を伝えられた。おそらく、症状の再燃であろう、との話があった。
結果的に、免疫抑制剤の服用量を上げる事になり、「メトトレキサート」は8mgから10mgに上がった。錠剤としては5錠分である。

また、痛み止めに「リリカ」という薬の処方を受けた。主治医の話では、痛みを止めるのに効果があるという。
痛みは生活の中でかなりの支障をきたすものである。この痛みが取れるだけで状況はだいぶ変わってくる。

次回の外来は、再燃が見られたために2020年9月。
増量された免疫抑制剤と、痛み止めを服用しながら一ヶ月を過ごす事になった。



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