バカボット

バカボット

マガジン

最近の記事

こういう連中が暴走して開示請求されるんだろうな

とある配信者たちの不祥事が言及された動画。 ゲーマー界隈ではブーストという行為が忌み嫌われており、彼らはその禁忌を犯した疑惑が持たれている。 事件自体は数年前に起きたことなんだが、現在に至るまで許されていない。 発信力のある配信者が批判的な言及をしたがために、数年ぶりにプチ炎上しているというわけ。 エスカレートして誹謗中傷に発展してる奴もちらほらいる。 なまじ怒り自体は正当なので、歯止めが効かない。 ブースト行為は健全なゲーム体験を破壊する割に、厳しく罰されないので、私刑(リ

    • eスポーツ以外のゲームは見下されても仕方ない

      記事の中で「eスポーツは国が税金を投入するほど評価されてるのに、それ以外のゲーム文化は基本的に舐められる」」という嘆きがあった。 当たり前だろ、そんなこと。 経済効果の高い文化を優先するのは自然の摂理であり、eスポーツはずっと経済効果を声高に主張してきた。 業界団体によるロビー活動で高額賞金の大会を開けるようにしたし、ドコモやソフトバンク、レッドブルなど大手スポンサーを引き入れたりなどした。 ただのゲームで終わらせたくない一心で、多くのゲーマーが尽力してきたわけ。 その結果と

      • 「eスポーツは利権団体に支配されてる」という陰謀論

        とあるコレクターが「ゲームやマンガのコレクションを完全無料寄贈してほしい」と大学と政府の人に言われたが断った話 当のコレクターがこんなことを言っている。 「eスポーツみたいに、利権だらけで、税金をじゃぶじゃぶ投入して、中抜きしまくっている人や団体がいる世界。 すげえ気持ち悪いです」 ものすごく偏った日本観が構築されていて、こいつが心配になってきた。 eスポーツ業界は主にゲーム会社とeスポーツチームで成り立ってる。 eスポーツチームはゲーム会社が稼いだ金で何とかなってる部分も

        • 投げ銭に嫌悪感を抱く人の心理

          投げ銭を嫌う人間が結構いるのだが、意味がわからない。 VTuberをはじめとする配信者、配信事業に関わる業界人であれば、 業界に流れる金額が増えるのだから嫌う理由はない。 自己肯定感が高い人間なら「自分も投げ銭されたい」「配信者をやってみよう」と考えるだろう。 大体、配信者に5万円のスーパーチャットが飛び交おうが、自分の懐は一切痛まない。 口出しする理由がない…人の金の使い方にケチを付けたくなるのか? 自分が支払った税金が何に使われているかより、顔も知らない他人の金遣いを気

        マガジン

        • バカボット
          1本

        記事

          インフルエンサーが時事ネタに首を突っ込む理由

          有名人がボロを出す場合、詳しくない分野に首を突っ込んで失言するパターンが多い。 はじめは専門分野で一目置かれていたのに、なぜ専門外に口を出して身を崩すのか? 視聴者にコメントを求められるからだと思う。 たぬかなの配信をよく見ているのだが、フワちゃん・川口ゆりの炎上に対し、たぬかなは何と発言しているんだ?と気になった。 失言でプロゲーマーの契約を解除された彼女が、同じく失言で事務所から切られた彼女らに何を思うのか? 気になって彼女のXを見に行った。やはり言及していたので満足した

          インフルエンサーが時事ネタに首を突っ込む理由

          「解雇」と「契約解除」の違いがわかってない奴多すぎ問題

          プロゲーマーや芸能人が所属事務所からクビを切られた時、「解雇」と表現する奴が多い。 解雇ではなく契約解除だ。 解雇とは、雇用されている会社員がクビになることだ。 彼らは会社員じゃない。 Xで男の体臭を批判したフリーアナウンサーが契約解除された件もそうだが、 事務所に所属する個人事業主の多くは業務委託で契約している。 プロゲーマーやストリーマーはほぼ100%、業務委託契約だろう。 そのへんの区別が付いてない奴をよく見るので、正しい認識を持っておいた方がいい。 それにしても、昨

          「解雇」と「契約解除」の違いがわかってない奴多すぎ問題

          切り抜き動画の収益化NGはコンテンツを殺す愚策

          YouTubeが切り抜き動画の収益化をどんどん剥奪している。 YouTubeには「再利用されたコンテンツを禁ずる」というポリシーがある。 切り抜き動画は有名人のコンテンツを再利用しているからNG、と判断され、切り抜き動画は投稿できても収益化が通らなくなってきたようだ。 いわゆる切り抜き師のやる気を削ぐ流れであり、愚策としか思えない。 切り抜き動画によって栄えた文化はVTuberが有名だが、eスポーツとストリーマーの業界でも切っても切れない存在である。 eスポーツの試合もス

          切り抜き動画の収益化NGはコンテンツを殺す愚策

          いま格ゲープロに求められるのはVTuberとの外交力

          ストリートファイター6を機に格ゲーのプロゲーマーが注目を集めている。 YouTubeやTwitchで人気が高まった大きな理由は、VTuberとのコラボ配信にある。 格ゲー界の大御所・ウメハラが、これまた業界で有名な壱百満天原サロメや赤見かるびとコラボしたのは大きく話題となり、 他にもどぐら、立川、ボンちゃん、マゴ、ときどなど格ゲー界の有名人が続々と参入し、 にじさんじやホロライブのVTuberに格ゲーをコーチングする企画が人気を博している。 格ゲーの裾野を広げるためには大会に

          いま格ゲープロに求められるのはVTuberとの外交力

          将棋から飛車が消えてもアマはプロに勝てないでしょ?

          https://anond.hatelabo.jp/20240523114606 競技のシステムに大きな変更が入れば、もちろん上位帯のプレイヤーはランキングが変動する。 得意なキャラクターがナーフ(弱体化)して、プロゲーマーが苦戦を強いられるというのはよくあることだ。 しかし競技の根っこの部分が変わらない限り、上級者が上級者で居続けることには変わらない。 「実力差が覆らない」と書いたのはそういうこと。 例えばサッカーをハンドOKドリブルOKのバスケみたいな競技に変更したら、

          将棋から飛車が消えてもアマはプロに勝てないでしょ?

          たぬかながVTuberを毛嫌いする理由

          失言でプロゲーマーをクビになってから一転、配信者として大成功を収めたたぬかな。 たぬかなが嫌悪するのものにはフェミニスト、ヴィーガン、専業主婦、非モテ男など多種多彩だが、 中でも一際嫌悪感を表明しているのがVTuberだ。 なぜそれほどVTuberを嫌うのか謎で、色々考えてみたのだが、eスポーツとVTuberのファン層の違いが理由ではないだろうか。 対戦ゲームのコミュニティではプロゲーマーに対して手厳しい。 世界大会で負けるものなら批判や誹謗中傷が飛び交うのが当たり前だし、海

          たぬかながVTuberを毛嫌いする理由

          将棋のルールが頻繁に変わったとして、それで何か問題ある?

          https://anond.hatelabo.jp/20240522135959 eスポーツはルール(システム)が頻繁に変わるが、競技性は変わらないから問題ない。 そう書いたら「いや、将棋がコロコロ変わったら問題がある」という反応があった。 それはなぜ? 「来月から銀将は横と後ろにも進めるように強化されます」 「香車が他の駒を飛び越えるように強化しましたが、強すぎたので元の性能に戻します」 こんな風に将棋がアップデートを繰り返すようになったとして、具体的にどういう問題が生じ

          将棋のルールが頻繁に変わったとして、それで何か問題ある?

          eスポーツはゲームとの正しい付き合い方を学べる

          https://anond.hatelabo.jp/20240521194643 ゲームに没頭して何が悪いのかわからないが、仮にそれが問題だとして、 eスポーツによってゲームとの正しい付き合い方が学べるようになる。 eスポーツは教育で活用され始めているからだ。 高校の部活動で取り入れられたり、eスポーツジムといった教育機関が新設されたり、 コミュニケーションを取りながらゲームする機会が増えている。 ゲームに不健全な面があるとするなら、それは一人で延々とプレーすることだ。 e

          eスポーツはゲームとの正しい付き合い方を学べる

          スポーツの"競技性"をわかってない奴が多すぎる

          オリンピック委員会がeスポーツ大会を新設すると発表した。 eスポーツに対しては次のような意見がよく出る。 「eスポーツはルールがコロコロ変わるからオリンピックにふさわしくない」 「競技性が3~4年で変わるからスポーツとして成立してない」 どれもeスポーツを理解してないアホの意見だ。というよりスポーツをわかってない。 eスポーツのルール変更とはどういうものか? 将棋で例えるならこんな感じだ。 ・歩を強化 1つ前に進む→1つまたは2つ前に進む ・飛車を弱体化 縦横にいくらでも

          スポーツの"競技性"をわかってない奴が多すぎる

          高橋名人の教えは役に立たない

          プロゲーマーの元祖と言われる高橋名人。 さまざまな教訓をゲーマーに示しているが、その教えは現代では通用しなくなってきている。 「ゲームは1日1時間」では成功できない 最も有名な高橋名人の言葉は「ゲームは1日1時間」だが、eスポーツとゲーム実況が全盛のいま、もはや時代遅れとなっている。 専業のプロゲーマーはフルタイムでゲームをするのが仕事だ。 1日8時間の練習が当然のように求められるし、アマチュアの時から常軌を逸した長時間ゲームを自発的にやってきたからプロになれる。 ゲーム実

          高橋名人の教えは役に立たない

          5chやまとめサイトでeスポーツ叩きが人気の理由

          弱者はeスポーツを嫌う。 ゲームは誰でも勝者になれる世界だったのに、eスポーツは勝者と敗者を作り出す。 弱者は勝負事を嫌うので、FPSや格ゲーに嫌悪感を持っている。 衰退していないにも関わらず「なぜ格ゲーは衰退したのか」という議論を延々とやっている。 日本で定着したにも関わらず「なぜeスポーツは日本で成功しないのか」と主張し続けている。 彼らはeスポーツが上手くいってほしくないわけだ。 5chとまとめサイトは多くの弱者が集まる一大コミュニティだが、 そこでは定期的にeスポー

          5chやまとめサイトでeスポーツ叩きが人気の理由

          プロゲーマーは差別発言しても謝らなくていい

          不祥事の時だけ寄って来るクズ共に頭を下げる必要はない。 エサを撒かれて寄って来るハトみたいなものだ。ハトに失礼だが。 文春やJ-CASTニュースのようなスキャンダルばかり扱うメディア、 滝沢ガレソやコレコレのようなネット民を扇動するインフルエンサー、 痛いニュースやアニゲー速報のような対立煽りで稼ぐまとめサイト、 悪質な連中がターゲットを作っては、ネットの暇な連中が食らいつく。 そして、プロゲーマーもターゲットの一つに加わった。 差別発言で処分されるニュースは、PVが稼げる

          プロゲーマーは差別発言しても謝らなくていい