頑張っているのに「自分が悪い」と責めてしまうあなたへ
こんにちは。ばいそんです。
今回はものすごく頑張っている私の先輩のお話です。3ヶ月弱前に私の部署に志願して移動してきた先輩。
「みんながやるぞ!となっている部署だと思って異動したいと思い切ったんだ!」と教えてくれ、私は一緒に働けることを心から嬉しく思いました。
自分を責めちゃう
そんな先輩は覚えることがたくさんある中、最近仕事をたくさん任されるようになってきました。
先輩は仕事が丁寧で、理解したいというニーズが常にある人です。その分、仕事がたくさん積み重なってしまっていました。
ある日、「もう時間がない。俺はもうできないんだ。ごめん、出来損ないなんだ。やりたいのに時間がなくて出来ない。こんな効率の悪いのは諦めるしかないよね。」と急に私に告げてきました。
しかも続けて「あー、でもこんなにどんよりなるのもダメだってわかっているんだ。ごめんね。うーーー。」と言っていました。
私にはすごく葛藤し、自分を何か縛り付けているように見えました。そして何よりも苦しそうでした。
私は先輩が「自分が悪い」とずっと言い続けていることが悔しかったです。こんなに頑張っていて、やる気に満ちている人が、悪いわけがないと思いました。
じゃあ何が悪いのか。
仕組みに働きかけよう
考えられうる考えの1つに「仕組み」があります。
下の図を見てみてください。
一生懸命走っている人(とり)がいます。前進したい。でも、ベルトコンベアが進ませてくれない。
これじゃどれだけ頑張っても前進しなくて当たり前です。すごーーーく頑張っても少ししか進めません。
でも周りの人は頑張る人を応援する。ベルトコンベアの上の人が「もう無理だーーー」ってなっても応援。
じゃあ何をしたら上の人は頑張った分、少しでも進めるのか。
「ベルトコンベアに働きかけること」です。
私はこのベルトコンベアが「仕組み」だと思っています。
じゃあ今回の中では何が仕組みなのか。
自分が考えられるのは「教育されていないのに実践ばかりになること」です。
その先輩にとっては理解しながら進みたいニーズがある。でもそれが満たされず、ひたすら押し付けられ続ける。
この押し付けられ続けることが自分の頑張るサイクルと逆サイクルのベルトコンベアになるのだろうと思いました。
そのため今私は新しく入った人たち向けに勉強会を開こうと呼びかけています。そしてその勉強会では学びたいテーマをみんなで設定しようということにしています。
これによって理解のニーズを 妨げられる人が少しでも減るような仕組みを生み出せることを願っています。
みなさんと使えたらいいなと思うギフト
みなさんはこのような人が周りにいませんか?もしくはあなたがそうではありませんか?
そんな時に使えそうなワークシートを作ってみました。
今回の話を例に記入してみたものを置いてみます。
まず「もう無理だーーーーー」ってなっていること、周りの人がなっていそうなことを書いてみましょう。
次にそれはどの仕組みによるものなのか考えてみます。
仮にその仕組みがなくなったらあなた、そして周りの人はどんな顔を日々しているでしょうか。描いてみましょう。顔より擬音とかの方が良ければ、それがいいかもしれません。
その顔を考えながら、もっといい仕組みはないかと考えてみましょう。
このワークはその仕組みを作りましょう。というわけではなく、まずはあなたが、その人が悪いのではないということを認識してほしいのです。
そして「どうにかしたいよ」というときに、その仕組みに働きかけてみましょうというお呼びかけです。
もしピンときてやってみたいよという人はコメントで教えてください。いつでもお渡しいたします。
頑張っているみなさんが自分を責めず、頑張れるようにご助力できれば嬉しいです。
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