【初心者向け】星空写真・星景写真撮影方法まとめ part1準備
先日ネオワイズ彗星の撮影をしました。美幌町内には世界的に有名な小惑星ハンターのご夫婦がおり、幸運な事にお二人の撮影についていくことができました。とても勉強になったので備忘録としてまとめます。
私のレベル感
2013年に一眼レフカメラを購入し、仕事で数年使っていたものの、プロにカメラマンをお願いする機会が増えてからめっきり触らなくなっていました。2019年に移住してからは、軒先や旅行先で撮影する機会が増えました。
F値やシャッタースピードについてはだいたい分かるけど、さぁマニュアル撮影となるとちょっと不安がある感じです。
星空の撮影は興味がずっとあったものの、ハードルが高く(夜間に車で移動、どこで撮影するの?、一人で暗闇怖くない?)実行できないでいました。
私の装備
カメラ Canon EOS Kiss X5
レンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II
EF-S55-250mm F4-5.6 IS W
三脚 お借りしました
レリーズ お借りしました
三脚ほしいなぁ といろいろ調べたり夫妻に聞いたりしましたが、私の場合カメラとレンズが軽いので、あまり重くない三脚で良さそうです。標準器はついていなくても大丈夫。との事でした。
事前に準備をしておくこと&装備
1、カメラバッテリーの充電
実は、2回撮影についていったんですが、1度目はバッテリーの充電を確認しておらず、いざ撮影しようとしたら、「カッチカッチ」とバッテリー残量が底をつきそうな様子。数枚撮影して帰宅となりました。
夏場はいいのですが、冬場は電池の消耗が激しいので、本格的にやるなら予備バッテリ必須です
2、カメラの操作方法の確認
暗闇の中だとボタンが見えないため、どこをいじってるのかわからなくなります。以下の操作方法をしっかり覚えておくとよいと思いました。
・絞り値(F値)、シャッタースピード、ISO感度の変え方:とにかくよくいじる
・画面のライトの落とし方:ファインダーを覗いて撮影するときに画面ライトがつくと明るくて目が暗闇になれない
・ライブビューモードの操作方法:ピント調整の際に、ビューモードにして目標を入れて、拡大をして調整をしました。ファインダー越しにピント調整するだけだと、甘くなりがちです。
・レンズのMFへの切り替え:カメラ側を切ってもレンズのAFが生きているときがあります。カチッとするボタンがついていたので切っておきました。
あと、後ほど画像編集するかもと思ったので画像サイズをいつものより大きめに変えておきました(M Fだったかな、、)。
3、SDカード容量の確認
画像サイズを大きくしたり、連写したりしているとあっという間になくなります。空にしてもっていくことをおすすめします。2回目の撮影は空にしてもっていったのに、70枚くらい撮影したら容量0になりました。
4、虫除け
夏の山奥での撮影は虫との戦いです。今回私は何も考えていなかったのですが、蚊取り線香、虫よけスプレーを夫妻が使っていて助かりました。
5、防寒
私はスノーブーツとジーンズ、長袖、フリース装備で、問題なかったのですが、旦那は半袖・パーカー装備で寒かったみたいです。
6、ライト
夫妻はヘッドライトを装着していました。私は携帯のライトでしたが、手に持たなくていい懐中電灯はあったほうがいいなと思いました。
こういうの欲しいな
このくらいかなと思いますが、また思い出したら追記します。
機材の準備については、
が参考になりました。昔Vixenさんと仕事をしていて、その時に同期(会社は違うけど)入社だった北山さんがプロの星景写真家になり、執筆した記事なことに気がついてちょっと興奮しました。
実際の撮影と画像処理については後ほど更新します。
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【初心者向け】星空写真・星景写真撮影方法まとめ part1準備
【初心者向け】星空写真・星景写真撮影方法まとめ part2撮影
【初心者向け】星空写真・星景写真撮影方法まとめ part3画像処理